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分冊文庫版 絡新婦の理(4) 講談社文庫
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分冊文庫版 絡新婦の理(4) 講談社文庫

京極夏彦(著者)

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分冊文庫版 絡新婦の理(4) 講談社文庫

定価 ¥764

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2006/02/14
JAN 9784062753173

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商品レビュー

4.3

16件のお客様レビュー

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2024/06/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

4/4 冒頭に示された情景が実は……という超絶技巧。 そして素晴らしい舞台。実に好み。 なのはいいが、ちょっと印象に残ったし、おそらく本作の核心にも関連する、ちょっとした記述が、以下。  (以下引用) 中禅寺は空かさず、 「馬鹿なことを云うな増岡さん。彼女達をそうさせているのは、我我男じゃあないか」  と云った。増岡は勿怪顔になる。 「君は――女性崇拝者(フェミニスト)なのか?」 「勿論僕は女権拡張論者(フェミニスト)ですよ」  中禅寺の回答に増岡は、人は見掛けによらぬな、と云って納得したが、二人の会話の間には少なからず齟齬があるように益田には思えた。  (引用以上) 怪異を愉しむ手つきが決して悪しきビザールではなく、むしろ常識人であることが、京極夏彦の美点だと思った次第。

Posted by ブクログ

2024/05/19

うた恋の中で、平安時代は異母兄弟の結婚はokだったというエピソードがあり、結構びっくりしたのですが、理由がわかりました。 別に自由すぎたからじゃなくて、母系社会では父親が誰でも良かったから。 夜這いの風習とかうっすら聞いたこともあったけれど、 そういう昔は自由だったという話は根拠...

うた恋の中で、平安時代は異母兄弟の結婚はokだったというエピソードがあり、結構びっくりしたのですが、理由がわかりました。 別に自由すぎたからじゃなくて、母系社会では父親が誰でも良かったから。 夜這いの風習とかうっすら聞いたこともあったけれど、 そういう昔は自由だったという話は根拠もないのかなと思っていたのですが、 異母兄弟の婚姻とか妹兄とか、言われてみればちゃんと証拠もあったのですね。 救われた気持ちになる。 歴史を通じて女は男に怒っている、とずっと思っていたけれど、それだけじゃない。 ちゃんと、自分から求めて、自由恋愛をして、楽しいことも嬉しいこともたくさんあったのね。 現代の感覚で切り取れることじゃない。 少子化対策とか、子供を産まないと後悔するとか、国家暴力だなとなんとなく思っていて、 それは鏡花の湯島詣で、 国民は全員兵士予備軍だから堕胎は犯罪であった、 というくだりを連想するからなんとなく持っていた印象だったけれど、 京極堂が一夫一妻制、嫁入りは武家の文化だからと教えてくれたので私の印象もあながちずれてなかったのだなとわかりました。 正確には20世紀以降の結婚は、国民国家を維持するという幻想に基づいている気がするけれど、暴力的イメージがつきまとうのは変じゃないって思えたという感じ。 出生が原因で憎しみの対象になるなんて、フィクションの世界だけでぜんぜんぴんとこなかったけれど、3年前くらいから現実にあるのかもしれないと思い始めた。 誰の子供でも共同体全体で愛する、の裏返しで、血を分けた子供以外は憎んでもいい、がはびこっている、核家族社会は怖いですね。男性から見ると、この世で誰が自分の子供かなんて確信が持てないから、制度でがちがちに縛らないので不安なのかもしれない。 神代の昔、人間が自然の一部で自由だった頃に思いを馳せる。 移動距離が限られていたり、残虐なことや病気や寿命の短さやあっただろうけれど、でも、 少しだけ自由な気持ち。 旅は横だけじゃなくて縦にだって行けるのだ。 木花開耶姫は名前の響きが好き。神社仏閣に行ったらもっと説明を丁寧に読もう。 旧暦の暦の作り方では、来年の約束もできないという。もっと人間が今、この瞬間、この場所に集中して生きていられたのはやっぱり少し羨ましくもあるのかも。 常に瞑想しているようなもの。 にしても長編は人が死にすぎだ。 昔の事件はまったく思い出せないから京極堂シリーズ、ここから一気読みしようか。 関係ないけど怪談は復讐が多い気がするけれど、現代ホラーは無差別ですよね。 通り魔に怯える感覚に近いのかも。 解説にひとつだけ文句を言わせてもらうなら、舞城の作品は壊れてなんかいない。 正確なモチーフの多用で文学としての完成度が圧倒的に高いと思う。

Posted by ブクログ

2020/09/27

再読。だいぶ内容を忘れていたため今作も楽しく読めた。京極堂と榎さんと木場修が活躍するのはいつも通りだけれど今回はそこに伊佐間さんや呉美由紀やその他大勢も加わっての大所帯。しかも事件は二転三転は当たり前で被害者加害者の全体を掴むのも難しい。そんな中で蜘蛛は自らの手は汚すことなくこの...

再読。だいぶ内容を忘れていたため今作も楽しく読めた。京極堂と榎さんと木場修が活躍するのはいつも通りだけれど今回はそこに伊佐間さんや呉美由紀やその他大勢も加わっての大所帯。しかも事件は二転三転は当たり前で被害者加害者の全体を掴むのも難しい。そんな中で蜘蛛は自らの手は汚すことなくこの事件の幕を閉じたのだから凄まじい。

Posted by ブクログ

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