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怪談のとびら 壁の中のうなり声(4)
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怪談のとびら 壁の中のうなり声(4)

千葉幹夫(著者), 横田尚

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怪談のとびら 壁の中のうなり声(4)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 リブリオ出版/
発売年月日 2006/02/20
JAN 9784860572167

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2021/12/22

ヒデオの家では時々変なことが起こるのだと彼が教えてくれました。お母さんの聞いていたレコード盤の面が知らぬ間にひっくり返っていたり、うとうとしていると肩を叩かれたり。そんな勘違いですみそうにない事がずーっと起こるのだそうです。 *** こちらは、児童向け怪談本。怪談本ではある...

ヒデオの家では時々変なことが起こるのだと彼が教えてくれました。お母さんの聞いていたレコード盤の面が知らぬ間にひっくり返っていたり、うとうとしていると肩を叩かれたり。そんな勘違いですみそうにない事がずーっと起こるのだそうです。 *** こちらは、児童向け怪談本。怪談本ではあるが、内容はかなりマイルドでぎゃー!怖い!という雰囲気ではない。ドキドキ、ソワソワしながら読む本ではなく、不思議だな、そんなことがあるんだなと思いながら読む本だと感じた。 人の恨み、つらみから生じる類の話では無く、人が人を思う気持ちだったり、先立ってしまったものが残した思いだったりが原因で起った出来事を書き綴っている本だった。なので、読んでいてちょっと「こわっ」となってもそのあと、真相がわかるにつれて、ちょっと胸がじんわりする話もあった。 ただ、電話の話は怖かったなぁ。語り手の男の子はたまたま選ばれたようだが、そのたまたまで、ひどい目にあわされたのではたまったものではない。 間一髪、母親が起こしに来てくれたので難を逃れたが、あのまま起こされなかったら、語り手の男の子はもしかして……。 こちらのシリーズは全5作ある模様。手元にあるのはあと1冊で、こちらは今読み進めている最中。 読み進めている方も、こわっ!じゃなく、どことなく物悲しい話で始まった。淡々と話が進んでいくスタイルなのに不思議と先が気になるシリーズである。 シンプルだからこそ分かりやすくて面白いって感じかもしれない。

Posted by ブクログ

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