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国際機構論
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国際機構論

最上敏樹(著者)

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国際機構論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会/
発売年月日 2006/03/24
JAN 9784130323369

国際機構論

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商品レビュー

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2011/05/26

ゼミのテキストとして通読。 はじめに・7章・8章は、国際機構論に取り掛かる際の必要最低限の知識を得るために、4章~6章は、国連以外の国際組織を概観するために、有用だと感じた。 ただし、随所にキリスト教的思想の影響が見られ、読者に考えさせるのは良いが、入門書ないし概説書としては「ど...

ゼミのテキストとして通読。 はじめに・7章・8章は、国際機構論に取り掛かる際の必要最低限の知識を得るために、4章~6章は、国連以外の国際組織を概観するために、有用だと感じた。 ただし、随所にキリスト教的思想の影響が見られ、読者に考えさせるのは良いが、入門書ないし概説書としては「どうなんだろう」と思われる個所もちらほらあったように思う(その点、連盟と国連に関する章については疑問の生じる見解も)。 また、超国家的な世界政府としての国際機構を求め、行動していくことに価値を見出すことにケチをつけるつもりはないが、現存する機構をいかに有効に機能させうるか(例えば、規範的統治のより一層の普遍化によって)等、もっと重点を置いて検討されてしかるべき論点があったのではないかとも思われたのも事実である。

Posted by ブクログ

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