- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
会計制度の経済学
定価 ¥2,310
220円 定価より2,090円(90%)おトク
獲得ポイント2P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
9/21(土)~9/26(木)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本評論社/ |
発売年月日 | 2006/03/10 |
JAN | 9784535554580 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
9/21(土)~9/26(木)
- 書籍
- 書籍
会計制度の経済学
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
会計制度の経済学
¥220
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
会計制度を経済学的に分析しようという内容で、特に取引費用から制度を考える新制度派経済学の理論を背景にしている(あと、比較制度分析の考え方も一部援用)。 ファイナンスの世界では経済学的な考え方や分析手法が割と普通に使われているけれど、会計で経済学的な分析というのは考えてみたらあま...
会計制度を経済学的に分析しようという内容で、特に取引費用から制度を考える新制度派経済学の理論を背景にしている(あと、比較制度分析の考え方も一部援用)。 ファイナンスの世界では経済学的な考え方や分析手法が割と普通に使われているけれど、会計で経済学的な分析というのは考えてみたらあまり出会ったことがない。実際、IFRSがどうの、という話題になっても、その経済学的な背景とか帰結とかということが話題になることはないと思う。望ましい会計基準は何か、 IFRS適用は企業行動や日本経済にどんな影響を与えるか、という議論においてそのあたりがちゃんと語られていないというのはおかしな話と言えばおかしな話(研究者の間で語られているのかもしれないけど、それが下まで降りてくるほどには盛り上がっていはいない)。会計学と経済学の学際的な研究というのは、まだ発展途上ということなんだろう。 この本にしても、新制度派や比較制度分析を考え方を用いて制度会計の記述を試みてはいるけれど、まだ定性的な記述で、こういう分析ができる可能性があるよ、というところ。明確なモデル化がなされているわけではないし、制度内の各システムの相互作用も明らかにはなっていない。そういう意味で、まだまだイントロダクションだと言えるかもしれない。この分野での研究の蓄積がもっと厚くなれば、そこでの成果が会計基準や開示制度の設計に活かされることになるかもしれない。そうしたらまた今とは違うロジックでの制度が生まれるんだろう。
Posted by