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失楽園の向こう側 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館/ |
発売年月日 | 2006/03/06 |
JAN | 9784094080742 |
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失楽園の向こう側
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
何か、いい加減な整理をしてるような感じで読み始めたが、本来性を信じて現実実体を見ない日本の男、とかのっぺらぼうとか、身につまされること頻り。余りが自分とは本当にそうだと思う。そして何か読後とても安心出来たことが良かった。
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私は、人生に行き詰まったら、この本を読んでいます。 平易なエッセーですが、日本の問題点とその本質を見事に語っているような気がします。 この本は決して「ああしろ」「こうしろ」という指南本、マニュアルではありません。 「いや、もう日本ってこれから先何も良い事ないよ、でも生きていこ...
私は、人生に行き詰まったら、この本を読んでいます。 平易なエッセーですが、日本の問題点とその本質を見事に語っているような気がします。 この本は決して「ああしろ」「こうしろ」という指南本、マニュアルではありません。 「いや、もう日本ってこれから先何も良い事ないよ、でも生きていこうね」 と、さらりと言っているようです。 しかし、氏のスタンスには、厳しさと、そして、優しさがあります。 それらの混ざり具合が、私なんかは、絶妙というか天才的だなと感じています。 「人それぞれ」、「あなたには関係ない」、これらの言葉が巷に溢れているような気がします。 今の社会状態は、相当な病を抱えていると思います。 「俺に、この本を書く理由なんてないけど、仕事って他人の需要に応えることでしょ?、 だから、書いているの、働くってそういうことでしょ?、だから関係ないわけないじゃん」(筆者想像) という理由で、この本を書いているような気がします。正直、読んでも、何も解決できませんが、 この社会と人と、そして、自分と、どのように接すればいいのか?ヒントはくれているような気がします。 そして、毎度、毎度、橋本氏は、「後は、自分で考えてね」と、読者にボールを投げます。 そのボールをしっかり、受け取ろうと思った瞬間、まぁ、生きていこうかなと思える、不思議な本です。 是非、一読を!
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10年以上前の橋本氏の本。雑誌に連載されていたのは記憶にあったが、文庫になってたので入手。一種の哲学書のように思えてきた。人生の指針の書、というわけではないが、中年になって読むとまた心が痛むところ多し。ただ、某書評と同じく、何となく前向きになれる、という意味はわかった気がする。...
10年以上前の橋本氏の本。雑誌に連載されていたのは記憶にあったが、文庫になってたので入手。一種の哲学書のように思えてきた。人生の指針の書、というわけではないが、中年になって読むとまた心が痛むところ多し。ただ、某書評と同じく、何となく前向きになれる、という意味はわかった気がする。全体的にぼんやり感が残るが、氏独自の記述のせいかもしれない。いかに自ら咀嚼するか、が強く問われている。難しい。
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