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青チョークの男 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社/ |
| 発売年月日 | 2006/03/24 |
| JAN | 9784488236038 |
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青チョークの男
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商品レビュー
3.8
14件のお客様レビュー
フランスの作家フレッド・ヴァルガスの長篇ミステリ作品『青チョークの男(原題:L'Homme aux cercles bleus)』を読みました。 フランスの作家の作品は、2月に読了したギヨーム・ミュッソの『夜と少女』以来ですね。 -----story---------...
フランスの作家フレッド・ヴァルガスの長篇ミステリ作品『青チョークの男(原題:L'Homme aux cercles bleus)』を読みました。 フランスの作家の作品は、2月に読了したギヨーム・ミュッソの『夜と少女』以来ですね。 -----story------------- 夜毎パリの街の路上に描かれる青い円。 その中に置かれるガラクタの数々。 ある日はクリップ、別の日は人形の頭、そしてまた別の日はオレンジ……。 変わりものの哲学者の仕業? しかしある朝、様相は一変した。 そこに置かれていたのは、喉を切られた女性の死体だった。そしてまた一つ、また一つ死体が……。 パリ第五区警察の署長アダムスベルグが捜査を開始した。 現代仏ミステリ界の女王が放つ、本格ミステリ新シリーズ、第1弾! ----------------------- 1991年(平成3年)に刊行された、アダムスベルグ警視シリーズの第1作です。 パリの街で夜毎、路上に青チョークで円が描かれ、その中に様々なガラクタが置かれるという奇妙な出来事が続いていた……蝋燭、人形の頭、クリップ、、、 さらに、そのまわりに書かれている不可解な言葉……『ヴィクトール、悪運の道、夜の道』。 変わり者の哲学者の仕業か? しかし、ある朝、そこにあったのは喉を切られた女性の死体だった……そして、またひとつ、またひとつ死体が、、、 パリで起こる連続殺人……犯人は円を描いた『青チョークの男』か? それとも、『青チョークの男』の描く円を使用した、第三者による殺人なのか? パリ第五区警察署長ジャン=バチスト・アダムスベルグが事件に挑む……仏ミステリ界の女王による大人気シリーズ第1弾。 フレッド・ヴァルガスの作品は初めて読みましたが、独特のリズム感、テンポがありましたねー そして、名探偵役で主人公のジャン=バチスト・アダムスベルグ警視のキャラクターが面白い……終始マイペース、無頓着・無造作かと思うと繊細で、鈍重かと思うと鋭利というつかみどころがない性格で、論理からは程遠く、浮世離れした直感だけによって真実を掴み出し、天才的な事件解決能力を持つ男、、、 そんなアダムスベルグと対をなすのがアドリアン・ダングラール刑事で、知性と教養に溢れた几帳面な男、しかし飲んだくれで妻に駆け落ちされて5人の子どもをひとりで育てている……そんな2人のコンビが青いチョークで描かれた大きな円、意味深長な文字、円の中に横たわる死体 という奇妙な事件解決に向けて取り組んでいく警察小説でした。 アダムスベルグの予測不能な直感的推理が印象的なのですが、後で振り返るシーンでは、その直感に繋がる伏線があるんですよねー 終盤で判明する意外な真相も愉しめたし、作品の雰囲気も好みでした……面白かったので、次もアダムスベルグ警視シリーズを読もうと思います。 以下、主な登場人物です。 ジャン=バチスト・アダムスベルグ 本編の主人公。パリ第五区警察署長 アドリアン・ダングラール パリ第五区警察の刑事 マチルド・フォレスチェ 海洋生物学者 シャルル・レイエール 盲人、ライオンの解剖中に腐敗の毒が目に入り失明。マチルドのアパルトマンに入居する クレマンス・ヴァルモン マチルドの仕事の手伝いをする老婦人 マドレーヌ・シャトラン 事件の1人目の被害者。女性 ジェラール・ポンチュウ 事件の2人目の被害者。医者 ディルフィーヌ・ル・ネルモー 事件の3人目の被害者。女性 オーギュスタン=ルイ・ル・ネルモー ディルフィーヌの夫。歴史(ビンザンチン)学者 青チョークの男 パリの夜道に、青チョークで描く、直径2メートルほどの円を残していく男 円のまわりには、『ヴィクトール、悪運の道、夜の道』と言う言葉が書かれており、 円の中には、ガラクタのような物が必ず存在する
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良かった。面白かった。フランスの刑事もの。こういうのもっと読みたい。あれ、事件終わって犯人捕まったけど、それで終わりか。動機とかそういうのなしか。後書きにもあるが、人物が個性的で、物語を追うのもわかりやすい。事件よりも、主人公の署長の人生に重心置いてる。ずっと行方知れずの元恋人を...
良かった。面白かった。フランスの刑事もの。こういうのもっと読みたい。あれ、事件終わって犯人捕まったけど、それで終わりか。動機とかそういうのなしか。後書きにもあるが、人物が個性的で、物語を追うのもわかりやすい。事件よりも、主人公の署長の人生に重心置いてる。ずっと行方知れずの元恋人をしつこく思っていて、事件に彼女の母親が絡んでいる。刑事というよりも、まず一人の人間として生きてる。フランス人は人生のことも愛のことも深く理解している。理由を付けて逃げたりしてない。シリーズ物だが他にリリースされてるのだろうか。
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探偵役が序盤で早々に、「論理的に考えるのではなく、直感で犯人が分かる」と、whodunit好きミステリスキーを絶望の淵に叩き込む探偵手法を開示してしまう本作(長)。 伏線が回収できる読者への挑戦ものが好きなミステリスキーとしては、この辺で「あー今回はハズレかな…」と思わざるを得ない出だしですが、どうしてどうして!予想以上に楽しめたのでありましたo(^▽^)oわーい 殺人事件が発生するペース、探偵の捜査過程、容疑者達の取り調べ。全てが「いう凶行が止まるか不明な連続殺人」を捜査しているとは思えないテンポでゆったりと進むのですが、中盤までは「魅力的なキャラクタ」達がそうと感じさせない読み応えを演出しています。 探偵役である警察署長・アダムスベルグは、キレ者にはとても見えない草臥れた50目前のおじさま(元カノに未練タラタラ)。 有能だけどお昼を過ぎると飲んだくれに成り下がる部下(妻に逃げられた5人の子持ち)。 夜な夜な青いチョークでパリの路上に円を描く愉快犯(=殺人犯? or ≠殺人犯?)。 そんな犯人と奇妙な交流を持つ、魅力溢れる女性海洋生物学者(ストーカー気質)。 その彼女に拾われた、盲目の美青年(性格のねじれ切ったpessimist)と、年老いてなお伴侶を求め、日々新聞の交際欄に目を通す老婆(お馬鹿)。 …こうして書くと、何で彼等が魅力的に見えたのか分からないな…。とりあえず、女性学者の奔放な言動と、主人公のボンヤリした存在感の対比が序盤はすごく面白かったのよねー。あと、何考えてるんだか分からない上司にヤキモキする部下も、なんか親しみ沸いた(笑)。 どこか歪な人々の、歪な交歓って感じかなあ。 全体を通して感じたのは、「自分自身や第三者の風貌や性格を描写する表現が特異」な点でした。ちょっとこの辺にページ割き過ぎてる感はあったかな〜。 後は、「彼女はあしたの朝きっとコーヒーを淹れる」←みたいな、すごいおフランスなかほり漂う文章が散見されたのも面白かった(笑)。 そういう世界観に気を取られてる間に、事件そのものは意外な犯人・意外な真相へと落着するんですが。 今作に関しては、本筋が二の次になって楽しんでしまえるという、興味深い読み心地を体験できましたo(^▽^)o意外にフランスものもイケるんじゃないの〜 Amazon先生、お世話になります…(・ω・)φメモるのよ パリの街で夜毎、路上に青チョークで円が描かれ、その中に様々なガラクタが置かれるという奇妙な出来事が続いていた。蝋燭、人形の頭、クリップ…。変わり者の哲学者の仕業か?しかし、ある朝、そこにあったのは喉を切られた女性の死体だった。そして、また一つ、また一つ死体が…。警察署長アダムスベルグが事件に挑む。仏ミステリ界の女王による大人気シリーズ第一弾。
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