脳内復活 脳科学がたどりついた「幸福」の原点

グレッグ・D.ジェイコブス(著者), 山下篤子(訳者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所/
• 発売年月日: 2006/04/05
• JAN: 9784569649351

商品レビュー

2011/11/02

　本書における一番の驚きは、ハーバートの心理学、脳科学の第一線の研究者がクソ真面目に呪術やシャーマンや古代人の生活について論じ、見直していること。
　非科学的だなんだと否定されてきた、そうしたスピリチュアルな世界を科学者が語っているのである。
　脳や心について解明されるにしたがって、なんの根拠もなかったものの裏付けが可能になってきているのだろう。人間は本能的に正しい選択をするようにできている。でなければ、科学の存在しなかった古代の人々が呪術やシャーマンを生み出すことはなかったはず。

　※書いてる途中です。

2007/06/04

http://ameblo.jp/norun3sisters/entry-10015842563.html

2007/01/23

どんな人の中にも、ふたつの心が存在します。それは、「考える心」と「太古の心」。「考える心」とは、時間の概念、自己と他者の区別、合理的思考などをつかさどる部位です。この心がないと文明化された現代では生きていけません。が、しかし、この心ばかりを使っていると、人は「危険」が実際に迫っていないときにもたえず不安の感情をいだくことになり、時間とストレスにしばられることになるのです。一方、「太古の心」とは、いま・ここに集中する意識であり、基本的な「情動」をつかさどる部位です。現代人は、この「太古の心」をほとんど使っていませんが、実は、地に足が着いた安らかな幸せは、この「太古の心」がもたらすのです。この「太古の心」は、音楽、運動、自然とのふれあいなどで活性化し、あなたに人生に疲れない力をもたらします。
本書では、脳科学者、ハーヴァード大学助教授である著者が、「太古の心」をやさしく具体的に解説しています。