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謎の豪族 蘇我氏 文春新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2006/03/20 |
| JAN | 9784166604951 |
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謎の豪族 蘇我氏
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謎の豪族 蘇我氏
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
天皇家よりも権勢を誇り、天皇のように振る舞った逆賊とされる蘇我氏の実像に迫ります。巷間言われる渡来人説は否定されていました。卓越した能力と先見性を備えた蘇我氏は、先進の技術・知識を持つ渡来人を使いこなし、国のかたちを整える諸施策を打ち出します。豪族としての権力基盤が弱かったため、...
天皇家よりも権勢を誇り、天皇のように振る舞った逆賊とされる蘇我氏の実像に迫ります。巷間言われる渡来人説は否定されていました。卓越した能力と先見性を備えた蘇我氏は、先進の技術・知識を持つ渡来人を使いこなし、国のかたちを整える諸施策を打ち出します。豪族としての権力基盤が弱かったため、乙巳の変で滅ぼされますが、この方向性は引き継がれます。屯倉のイメージがより具体的になりました。
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大化の改新では悪者のような印象で記憶していた、蘇我氏のことを深掘りしている。 何故、日本史の表舞台に登場したのか?どんな人物だったのか?などということも、良く分かっていない。 良く知られている冠位十二階は厩戸皇子が中心だったと勉強したけど、著者は蘇我氏が主体と展開しています。...
大化の改新では悪者のような印象で記憶していた、蘇我氏のことを深掘りしている。 何故、日本史の表舞台に登場したのか?どんな人物だったのか?などということも、良く分かっていない。 良く知られている冠位十二階は厩戸皇子が中心だったと勉強したけど、著者は蘇我氏が主体と展開しています。 蘇我氏は官僚の貌がメインだったが、徐々に豪族の貌が強くなり、天皇の外戚としての側面も強化されてきた。 まるで、藤原氏のようです。まさか、自分の子孫が、討伐した蘇我氏のような振る舞いをするとは思わなかっただろうな、中臣鎌足! 難しい単語はありますが、比較的、容易に読み進めることが出来ます。
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ふだんの自分と全く関係ない本を読んでみようと思って図書館で借りた。もともと歴史はけっこう好きだが、古代の謎は興味深い。資料が少なく、いろいろな想像が許されるのがいいのかな。歴史的には悪役のイメージがある蘇我氏を冷静に見る本。またこの時代の本も読みたくなった。
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