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夜と女と毛沢東 光文社文庫
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夜と女と毛沢東 光文社文庫

吉本隆明(著者), 辺見庸(著者)

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夜と女と毛沢東 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 2006/03/13
JAN 9784334740436

夜と女と毛沢東

¥110

商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2019/07/16

吉本隆明 辺見庸 対談 「夜と女と毛沢東」 辺見氏が飛ばしすぎたり、話がかみ合ってなかったりする場面もあるが、オウム事件や中国についての対談は 良かった。事件やメディア、政治外交に対する 考え方が変わった 吉本氏の「罪を憎んで 人を憎まず」的な見方〜オウム事件の加害者を 犯罪...

吉本隆明 辺見庸 対談 「夜と女と毛沢東」 辺見氏が飛ばしすぎたり、話がかみ合ってなかったりする場面もあるが、オウム事件や中国についての対談は 良かった。事件やメディア、政治外交に対する 考え方が変わった 吉本氏の「罪を憎んで 人を憎まず」的な見方〜オウム事件の加害者を 犯罪と結びつけずに宗教家として評価したり、人間性から犯罪を理解すること〜は かなり難しい 辺見氏 「死は 大したいわれもなく 突然くるものだ」は名言 中国について (吉本) *中国の冊封体制的な世界観は 昔も今も変わらない=中国政治のコアに皇帝政治がある *中国は広すぎ、多種すぎ、沢山すぎる。思考や統治において コントロール不能 (辺見) *中国は 理論的に否定しても実存する何か〜好き嫌いを超える何か、算術的な常識を超えた何か *外務省の本音は 一党独裁でもいいから 安定していてほしい〜難民だけは よこすな オウム事件について (吉本) *人間性の中には ある条件が揃って追い詰められると 敵を作り出して 排除する習性が含まれている *加害者の人間性の理解と 被害者への冒瀆は別次元の話 *寛容=人間性の深みから極悪をも理解すること→極悪を許したり承認することではない *個人を糾弾するだけでは事足りない〜制度や国家の問題がある (辺見) *メディアファシズム=社会の一方向的な支配→それ以外は認めないという気配 *逆説はメディアでは排除される〜メディアは宗教的な何か 従軍慰安婦問題について (吉本) *政府の問題であって 国民や個々の兵士の問題ではない *補償問題が出たら 政府は賠償しなければならない *兵士の生理的な問題は 人間の本性〜制度の問題〜責任の政府

Posted by ブクログ

2015/01/01

毛沢東の性生活を語り尽くす一冊かと思いきや、語られるのはオウムや晩期資本制等についてであった。辺見の妙な意気込みと、淡々と語る隆明の対比が面白い。海水浴で溺れ死にそうになった隆明の回想は読み応えあり。

Posted by ブクログ

2009/03/03

毛沢東の夜と女にまつわる話だと勘違いしてた。毛沢東のお話。夜ということについての話。女ということについての話。3つ別々の話である。夜派と昼派。人間はどちらかにだいたい分かれる。夜は魔物であって。精神の広がりがある。人は夜の闇でしばし憂う。自分のことを考えるのも誰かが眠りについたこ...

毛沢東の夜と女にまつわる話だと勘違いしてた。毛沢東のお話。夜ということについての話。女ということについての話。3つ別々の話である。夜派と昼派。人間はどちらかにだいたい分かれる。夜は魔物であって。精神の広がりがある。人は夜の闇でしばし憂う。自分のことを考えるのも誰かが眠りについたころである。ボクは昼派である。健康的にはこのほうがいいと思うが目立った刺激がない。夜派だったころが懐かしい。なんだろ。自由な気分を得られた。昼は独り占めできそうな気がしないが夜はなんだか自分だけに許された時間のように思えたからだろう。漱石は女について結局あまりわからなかったのだろうという見解が面白かった。女を心底わかろうなんて男にはできっこない。だいたいの男は女のことを少しづつ知らされてるだけである。こんなことを想うのも夜がふけた静かな時間帯で。

Posted by ブクログ

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