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生きいそぎ 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 2006/02/25 |
JAN | 9784087460124 |
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
シミタツの29番目の…
シミタツの29番目の著書。いずれも「小説すばる」で発表された、8つの短編で構成された本。いずれも晩年を迎え、それぞれの主人公が、自分の人生を振り返るといった物語。筆は、さすがに冴えているが・・・こうした物語に素直に共感出来る俺って・・・やっぱり年とってきたな。
文庫OFF
読解力がなさすぎでよくわからないものもあったけど、夢を見ているような感じ。 哀愁漂う老後のほのぼのしたお話なのかと思ったら、仄暗いミステリーのような怖い雰囲気でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
【本の内容】 定年を迎えたり、親しい友人が亡くなったり、親やきょうだいの法事に集まったりするとき、ふと胸をよぎるのは、幼かった頃のことや、最も輝いていた時期のことだ。 人は皆、戻るべき故郷があるというけれど、戻ればそこは、変わり果て居場所さえもままならない。 でもまた生きてゆかなければならない。 老いに向かう人生の「秋」を叙情豊かに描く短編小説集。 [ 目次 ] [ POP ] 本作品集は八つの短編からなる。 どれも老境にさしかかりつつある男性が語り手となっている。 ほの暗いタッチの、苦渋に満ちた作品ばかりなのだが、その割には読みやすい。 なぜかというと、文章が端正で、過剰な表現や無駄がなく、人物や情景の描写が非常に巧みになされているからだ。 そのおかげで物語世界に入り込みやすいのだ。 どの作品もNHKの夜10時からのドラマに似合いそうな佳品である。 印象に残った作品をいくつか挙げておこう。 「うつせみなれば」では、夫婦の亀裂の背後にある、夫の取り返しのつかない行為が仮借ないほど残酷に描かれる。 「燐火」では、山歩きをする主人公が出会った、奇妙な老婆とのいささか滑稽な交流が、やがて不気味なラストに至る。 「逃げ水」では、悪夢のようなシュールな展開に、足元が崩れてゆくような感覚が味わえる。 私にとってはこの作品が本作品中のベスト。 「赤い記憶」は母親の死にまつわる忌まわしい記憶の呪縛が、一人の男の人生を狂わせてゆくという、哀しく怖い作品である。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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