生きいそぎ の商品レビュー
シミタツの29番目の…
シミタツの29番目の著書。いずれも「小説すばる」で発表された、8つの短編で構成された本。いずれも晩年を迎え、それぞれの主人公が、自分の人生を振り返るといった物語。筆は、さすがに冴えているが・・・こうした物語に素直に共感出来る俺って・・・やっぱり年とってきたな。
文庫OFF
オチが分かりにくく、読後が印象に残らない。自身の読解力の問題かもしれません。あと世代間の違いなのか、理不尽な男女間の扱いの違いに悶々としてしまう。
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読解力がなさすぎでよくわからないものもあったけど、夢を見ているような感じ。 哀愁漂う老後のほのぼのしたお話なのかと思ったら、仄暗いミステリーのような怖い雰囲気でした。
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【本の内容】 定年を迎えたり、親しい友人が亡くなったり、親やきょうだいの法事に集まったりするとき、ふと胸をよぎるのは、幼かった頃のことや、最も輝いていた時期のことだ。 人は皆、戻るべき故郷があるというけれど、戻ればそこは、変わり果て居場所さえもままならない。 でもまた生きてゆかなければならない。 老いに向かう人生の「秋」を叙情豊かに描く短編小説集。 [ 目次 ] [ POP ] 本作品集は八つの短編からなる。 どれも老境にさしかかりつつある男性が語り手となっている。 ほの暗いタッチの、苦渋に満ちた作品ばかりなのだが、その割には読みやすい。 なぜかというと、文章が端正で、過剰な表現や無駄がなく、人物や情景の描写が非常に巧みになされているからだ。 そのおかげで物語世界に入り込みやすいのだ。 どの作品もNHKの夜10時からのドラマに似合いそうな佳品である。 印象に残った作品をいくつか挙げておこう。 「うつせみなれば」では、夫婦の亀裂の背後にある、夫の取り返しのつかない行為が仮借ないほど残酷に描かれる。 「燐火」では、山歩きをする主人公が出会った、奇妙な老婆とのいささか滑稽な交流が、やがて不気味なラストに至る。 「逃げ水」では、悪夢のようなシュールな展開に、足元が崩れてゆくような感覚が味わえる。 私にとってはこの作品が本作品中のベスト。 「赤い記憶」は母親の死にまつわる忌まわしい記憶の呪縛が、一人の男の人生を狂わせてゆくという、哀しく怖い作品である。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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文章がとても美しいので 大好きな志水辰夫氏。 実は父が入院・手術を受けると知る前に少し読んでいた本。 タイトルが縁起が悪いので、中断していました。 父も順調なので続きをを読みました。 人生の秋をテーマにした短編集「生きいそぎ」。 すごくきれいな文章で、読んでいてとても気持ちよくなります。 本当に文章力を感じます。 一番最後の「赤い記憶」はちょっと怖い話で最後はとても悲しくなりました。
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新規購入ではなく、積読状態のもの。 2010/1/4〜1/5 様々な過去を振り返る男達のそれぞれの人生の秋を描く短編集。「人形の家」、「五十回忌」、「こういう話」、「うつせみなれば」、「燐火」、「逃げ水」、「曼珠沙華」、「赤い記憶」の8つの宝石。四の五の言わずに正座して読め。
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