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北は山、南は湖、西は道、東は川
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 松籟社 |
| 発売年月日 | 2006/02/28 |
| JAN | 9784879842381 |
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北は山、南は湖、西は道、東は川
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商品レビュー
3.2
11件のお客様レビュー
奇しくも来月洛南から伏見、宇治を回ろうかと計画を立て始めた日にたまたま手に取る。描かれる福稲地区を地図で探せば、鴨川と琵琶湖疏水に挟まれて中州のようになった地域のことらしい。源氏の孫君なる若者が幻の庭を探して町を徘徊する、それをお付きの一団が追う、それだけの物語。 京都に魅了さ...
奇しくも来月洛南から伏見、宇治を回ろうかと計画を立て始めた日にたまたま手に取る。描かれる福稲地区を地図で探せば、鴨川と琵琶湖疏水に挟まれて中州のようになった地域のことらしい。源氏の孫君なる若者が幻の庭を探して町を徘徊する、それをお付きの一団が追う、それだけの物語。 京都に魅了されて書かれたという本書は、現実の洛南と薄皮一枚隔てた幻想的な家並みを背景に、自然と人とが静かに寄り添い織りなしてきた歴史を微視巨視自在にフォーカスしながら凝視する。 源氏の孫君が何者(タイムトラベラー?)なのかも、ラストに仄めかされた不穏な一言が何を意味するのかもわからない。切り取られたひと時、ひと所を美しい若者と共に徘徊する寄るべなさに、ただ浸る。
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今年のノーベル文学賞を受賞したハンガリーのクラスナホルカイ・ラースローの作品。 彼はかつて京都に2度、都合1年滞在しており当時の経験、習得したことをベースに書かれたらしい。 はなしは、主人公『源氏の孫君』が京の街を彷徨い『完璧な庭』を探すファンタジー。 孫君が京阪電車で巡るのには...
今年のノーベル文学賞を受賞したハンガリーのクラスナホルカイ・ラースローの作品。 彼はかつて京都に2度、都合1年滞在しており当時の経験、習得したことをベースに書かれたらしい。 はなしは、主人公『源氏の孫君』が京の街を彷徨い『完璧な庭』を探すファンタジー。 孫君が京阪電車で巡るのには笑ったが、緑の京阪カラーが目指す庭の緑につながっているのも趣があります。 2006年に発行わずか1500部、図書館から借りられたのは奇跡です、感謝。
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2025年のノーベル文学賞を受賞したクラスナホルカイ・ラースローのおそらく唯一の?邦訳。冒頭1ページ目が第2章から始まってるし、2ページ目は15行ほどの文がずっと読点で続いていて句点が1個しかないという有様で、一見非常に難解な文章に見えるが、実際に読んでみるとそこまで難しいことが...
2025年のノーベル文学賞を受賞したクラスナホルカイ・ラースローのおそらく唯一の?邦訳。冒頭1ページ目が第2章から始まってるし、2ページ目は15行ほどの文がずっと読点で続いていて句点が1個しかないという有様で、一見非常に難解な文章に見えるが、実際に読んでみるとそこまで難しいことが書いてあるわけではなく、ストーリーがあるようでないような小説であり、舞台が日本の京都であることも手伝って、映像が頭に浮かぶような緻密な描写が延々と続いているだけで、1〜数ページごとに章が切られいて全体のボリュームも150ページ弱なので、意外にあっさり読み終えることができる。とまあ、こんなような文体であることを覚悟して読み始めた方がいいと思う。外国人から見た日本の描写ではあるが、訳者あとがきにもあるように著者は日本に国際交流基金招聘フェローとして日本の伝統文化の研究を深めたとのことであり、日本の歴史や文化の解像度が驚くほど高く、描写についてだけ言えば日本生まれの日本人が書いたものにも劣らないだろう(もちろん、訳者の腕もあるとは思うが)。とはいえ、その半年の滞在期間の研究発表と言った趣が強く、面白いかどうかで言えば特に面白い小説というわけでもないので、文章を読むことそのもの楽しめる人に向いている作品だと思った。
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