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まれに見るバカ
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まれに見るバカ

勢古浩爾(著者)

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まれに見るバカ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 洋泉社/
発売年月日 2006/02/20
JAN 9784862480019

まれに見るバカ

¥220

商品レビュー

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2009/07/21

タイプ別にわけたり、具体例(→実名を出す)を挙げて、「バカとは何か」が書かれている本。 バカ=自分が正しいと疑わない人であって、学歴とか年齢・性別は関係ない。 タイプ別バカ 臨機応変の聞かないバカ女、お局バカ女。下ネタで場を盛り上げれば大丈夫という、中2脳バカ男。「〜す...

タイプ別にわけたり、具体例(→実名を出す)を挙げて、「バカとは何か」が書かれている本。 バカ=自分が正しいと疑わない人であって、学歴とか年齢・性別は関係ない。 タイプ別バカ 臨機応変の聞かないバカ女、お局バカ女。下ネタで場を盛り上げれば大丈夫という、中2脳バカ男。「〜すべきだ」といって、問題解決策は提示できないバカ男。バカな大人に影響されたバカ子どもetc・・・。 タイプ別バカを呼んでいると、あれ〜、結構思い当たるところがあるぞ!とぞっとしてくる。 実名 中村うさぎ(買い物依存症) →自分をバカと自覚している点は褒められていたけど、それでもやはり「バカ」認定。 田嶋陽子 →何でもかんでも、「男」というだけでつっかかってくる。 「女の幸せなどない、あるのは私の幸せ」という主張は正しいと思うけど。 「女の政治」とか、「女」をやたら全面に押し出しているのが鼻につく。あなたは女の一人、ではあるけど、女=あなたじゃないよ!!って反発したくなるんだよね。 渡辺淳一 →官能小説を書いているくせに、「表現が陳腐」とずいぶん叩かれていた・・・ 実名まで出すくらいだから、指摘していることは結構的を得ていて面白かった!! 「私の嫌いな10のバカ言葉」 →中島義道の「私の嫌いな10の言葉」をもじったもの。 ・・・だが、その中島義道も批判している。 そのバカ言葉のうち、特に共感したものを。 「まじめなんだなぁ」 →まじめ=面白くない、みたいなニュアンスがあって、言われるのが嫌。 さらに「他人を『まじめ』ということで、自分は『まじめ(=つまらない)』な人間じゃありません、とアピールしている」というのも納得。 「人生楽しまなきゃ損だ」 →損得を他人に決められたくないし、この理論でいったら、苦しんだり悩んでいる時間は「損」になる。 でもそういうときこそ得られるモノが大きいし、別に楽しまなくても損しないと思うんだよね。 「自分を生かせる仕事がしたい」 →スイーツ(笑)に多そう。 などなど。 あと「おとなの隠れ家」(笑) →特権意識がさもしい、というのも納得だし、一生隠れていろ!というツッコミに吹いた。 読んでいて中島義道に近いな、と思ったけど、中島義道より読みやすいかも??

Posted by ブクログ

2008/10/10

バカのバカによるバカについての本。この本を読んで、怒るのもバカ、納得するのもバカ。バカとは要するに考えない人々のことである。考えないから無反省、無反省だから自分がバカであることに気付かない。ソクラテスの時代から「無知の知」こそが賢なのである。バカを脱するには、己のバカを自覚するに...

バカのバカによるバカについての本。この本を読んで、怒るのもバカ、納得するのもバカ。バカとは要するに考えない人々のことである。考えないから無反省、無反省だから自分がバカであることに気付かない。ソクラテスの時代から「無知の知」こそが賢なのである。バカを脱するには、己のバカを自覚するに如くは無い。不可能だけど。

Posted by ブクログ

2007/08/30

最後の締め括りが秀逸だった。 自立して独立して自分の身体一つで生きて食ってる人ほど、強い人はいないと思う。それこそ理屈じゃない。 自身を置き去りにして動く人なのだから。無我の境地。

Posted by ブクログ

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