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感染症は世界史を動かす ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2006/02/08 |
JAN | 9784480062864 |
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感染症は世界史を動かす
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2006年刊行。◆公衆衛生が確立する前(地域次第で現在も妥当)は、ペストなどの流行性・感染性疾患は、住民の多数を死に追いやり、その結果生じる影響(信仰していた宗教への不信、農民の価値向上、人口移動の増加等)は世界史の方向性を変えていった。この点を、ペスト、中世からルネサンス期の梅毒、工場乱立した産業革命期での結核などから描き出す。また、発行当時のタイムリーな話題の新型インフルエンザにも章を割く。世界史(ただし、本書では主として西洋史に限定)に通底する感染性疾患の影響を感得するに有益な一書。
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感染症の世界史における影響について綴った一冊。 長らく差別と戦ってきたハンセン病、かつて黒死病と呼ばれたペストに始まり、元来はアメリカの風土病でしかなかったのにあっという間に世界中に広まった梅毒、そして現代でも脅威とされてる結核、インフルエンザについて語っている。 古代より人の...
感染症の世界史における影響について綴った一冊。 長らく差別と戦ってきたハンセン病、かつて黒死病と呼ばれたペストに始まり、元来はアメリカの風土病でしかなかったのにあっという間に世界中に広まった梅毒、そして現代でも脅威とされてる結核、インフルエンザについて語っている。 古代より人の往来あるところに感染症あり、そして感染症が決して過去の遺物ではなく、現在でも脅威であることがよく分かった。
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先日読んだ「疫病と世界史」が あまりに大著だったので、副読本として読んでみた。 ハンセン病、黒死病と、歴史に大きな影響を与えた伝染病ごとに、 病気としての特徴や、歴史への影響が書かれていて、 分かりやすかった。 ただ、最後の鳥インフルエンザはちょっと専門的すぎて脱落。 まだ「...
先日読んだ「疫病と世界史」が あまりに大著だったので、副読本として読んでみた。 ハンセン病、黒死病と、歴史に大きな影響を与えた伝染病ごとに、 病気としての特徴や、歴史への影響が書かれていて、 分かりやすかった。 ただ、最後の鳥インフルエンザはちょっと専門的すぎて脱落。 まだ「歴史」になっていないので、 興味が薄いのかも。 目的としていた「副読本」にはならなかったが、 これはこれで面白かった。
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