- 中古
- 書籍
- 書籍
日本の阿片戦略 隠された国家犯罪
定価 ¥2,750
2,255円 定価より495円(18%)おトク
獲得ポイント20P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 共栄書房 |
発売年月日 | 2005/11/15 |
JAN | 9784763410313 |
- 書籍
- 書籍
日本の阿片戦略
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
日本の阿片戦略
¥2,255
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
江戸末期のころ、イギリスは中国にアヘンを輸出して、のちにアヘン戦争へと進展する。清朝が崩壊して、各軍閥が台頭した時期においても、軍費の資金調達のために、アヘンが利用された。その後、第一次世界大戦後に、アメリカ主導で、国際条約として、アヘンを禁止とした。日本も、この条約に同意した...
江戸末期のころ、イギリスは中国にアヘンを輸出して、のちにアヘン戦争へと進展する。清朝が崩壊して、各軍閥が台頭した時期においても、軍費の資金調達のために、アヘンが利用された。その後、第一次世界大戦後に、アメリカ主導で、国際条約として、アヘンを禁止とした。日本も、この条約に同意した。しかし、それとは裏腹に、日本政府は、軍を中心に中国や朝鮮に密輸した。 アヘンの問題点として、アヘンに含まれるモルヒネという成分が主な原因である。しかし、アヘンをただ吸煙するだけではごく一部しか摂取できない。そこで、中国では、アヘンを吸煙するために、密閉した空間で吸う。これによりアヘン中毒を増やした。朝鮮においても、アヘンの生産とモルヒネの消費とに分けた。これにより、朝鮮でも中毒者は増えていった。 このように、人間にとって、害でしかないのにもかかわらず、当時の日本政府がこの方針をとったわけは、アヘンによって得られる利益が、莫大であったためである。しかも、国内外に知られないために、アヘン関連の資料を意図的に隠ぺいした。戦後、東京裁判においても触れられたが、確固たる証拠は隠滅したために、この件に関しては闇に葬られた。本書は日本の暗部の一つを取り上げた本である。
Posted by