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環境と倫理 自然と人間の共生を求めて 有斐閣アルマ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 有斐閣/ |
発売年月日 | 2005/11/20 |
JAN | 9784641122666 |
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
図書館で借りた。 有斐閣アルマのInterestから1冊。環境問題と倫理すなわち平和学的な側面を論じた本だ。環境問題とは何かというのを深く迫っていくのが本書の特徴だ。 一つの議論として例えば、環境を第一に考えるなら、人間が居なくなるのが話が早い。だが人間が議論している手前、現実は...
図書館で借りた。 有斐閣アルマのInterestから1冊。環境問題と倫理すなわち平和学的な側面を論じた本だ。環境問題とは何かというのを深く迫っていくのが本書の特徴だ。 一つの議論として例えば、環境を第一に考えるなら、人間が居なくなるのが話が早い。だが人間が議論している手前、現実はそうは行かない。そこでこの本では、「人間中心主義」「人間非中心主義」という語が出てくる。などなど…、「環境のためにはゴミを減らしましょうね」のような子供向けな標語に留まらない、教養のある議論が展開される。開く前に予想していたよりかなり興味深い本だった。
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環境倫理学の主要テーマを分かりやすく解説している本です。 通り一遍の解説ではなく、各章の論者の個性がある程度示されており、とくに保全・保存論争を扱った第8章では、本書の編者である加藤尚武の『環境倫理学のすすめ』(丸善ライブラリー)に対する批判的言及もあります。加藤は、世界の欲望...
環境倫理学の主要テーマを分かりやすく解説している本です。 通り一遍の解説ではなく、各章の論者の個性がある程度示されており、とくに保全・保存論争を扱った第8章では、本書の編者である加藤尚武の『環境倫理学のすすめ』(丸善ライブラリー)に対する批判的言及もあります。加藤は、世界の欲望の総量を規制する「地球全体主義」への移行が必要だと論じていますが、これに対して第8章の執筆を担当している須藤自由児は、加藤が国家間での資源配分を公正なものにする必要を認めながら、国内において現実に存在する不平等を放置していることを批判しています。そのうえで、環境倫理学における「人間中心主義」批判の抽象性を指摘し、環境破壊をおこなっている企業の活動は「企業中心的」というべきだと述べて、ソーシャル・エコロジーに近い立場を打ち出しています。
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