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「作る」キヤノンを支える「売る」キヤノン キヤノン販売に学ぶ「本物の営業マーケティング」 宝島社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2005/11/14 |
JAN | 9784796649780 |
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「作る」キヤノンを支える「売る」キヤノン
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
ふとパパの会社の本でも読んでみようと思って古本屋にて購入。 読んでみてビックリなことがふたつ。まずは会社名が「キャノン」じゃなくて「キヤノン」だということ。知らなかったよ・・・ちなみにキヤノンの語源は観音(カンノン)だそうです。 そしてもう一つがこの本の主役「キヤノン販売株式会...
ふとパパの会社の本でも読んでみようと思って古本屋にて購入。 読んでみてビックリなことがふたつ。まずは会社名が「キャノン」じゃなくて「キヤノン」だということ。知らなかったよ・・・ちなみにキヤノンの語源は観音(カンノン)だそうです。 そしてもう一つがこの本の主役「キヤノン販売株式会社」という会社があること。 どうやら、キヤノン株式会社とキヤノン販売株式会社(現キヤノンマーケティングジャパン株式会社 )があるらしいです。何も知らずに手に取ったら、パパの会社ではなかったという事実。しかしおかげで学べました。 このキヤノンマーケティングジャパン株式会社(この本では旧名のキヤノン販売株式会社で書かれてます)はもともとキヤノンの営業部が大きくなりすぎたためそこだけ取り除いて株式会社にしたそうです。そこでの営業戦略的なことが書かれています。はじめはプロジェクトXのような感じで進んでいくので読みやすいですが、後半になるとコアなシステム部分にまで書かれているのでいまいち実感がわかなかったです。 タイトル通り「作る」キヤノンと「売る」キヤノンに別れていて、うまく連携をとることで最高のパフォーマンスを発揮していくことを目的とし、メーカーにもの申す販売会社として互いの上下関係はないと書かれています。しかし、実際はどうなんだろう?と思ってしまう。メーカーからしてみれば所詮は営業部だろ的な考えが出てきちゃうのでは?と思いますが…「今こんな本読んでるんだ〜」とお父さんに話したところ「どうせくだらない本だろ」と一蹴されていたところにそんな空気を感じましたが、逆にそれがないからこそ大手企業の一つとして君臨しているのかもしれません。 そんなキヤノン販売株式会社についてですが、最後に勝つためのビッグバン、辻説法と言われている店舗への開店前の地道な説明会、「商品価値の最大化」ではなく「使用価値の最大化」を目指す顧客主語の考え方、これらのことは凄く基本的なことだが、大企業といえどもその精神を忘れずにやっていくことがこの企業の強さだと思った。 この本の内容自体は章末毎にあるキヤノン販売キーワードを読むだけでだいたいのことはわかります。残りの部分はその具体例というか説明をぐだぐだ書いているだけなので、そこだけ読むのもありかもしれません。 久しぶりに会社本を読んだが、普通に企業で働くのも決してダメではなく凄くおもしろいことだなと思いました。僕の働いている武田塾も将来的に大きくなって営業部だけ別会社になったらおもしろいかな〜とふと思ったりした今日この頃です。
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