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台湾総督府と慰安婦
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明石書店 |
発売年月日 | 2005/11/10 |
JAN | 9784750322155 |
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台湾総督府と慰安婦
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中国大陸や朝鮮半島に比して研究が進んでいなかった台湾における「慰安所」「慰安婦」に関する本格的な研究の成果。長きにわたって一次資料の調査発掘に尽力、元「慰安婦」の方々への聞き取りも重ねてきた成果としての重みが伝わって、一気に引き込まれた。 本書の要諦は、台湾総督府と国策会社で...
中国大陸や朝鮮半島に比して研究が進んでいなかった台湾における「慰安所」「慰安婦」に関する本格的な研究の成果。長きにわたって一次資料の調査発掘に尽力、元「慰安婦」の方々への聞き取りも重ねてきた成果としての重みが伝わって、一気に引き込まれた。 本書の要諦は、台湾総督府と国策会社である台湾拓殖が「慰安所」設置事業にいかに関与していったかを検証した第三章〜第五章にある。政財界のエスタブリッシュメントの動向は正直よくわからないし、経済史・経営史的な知識にも乏しいので、記述からリアリティをじゅうぶん感じ取ることがいまの私にはまだできない。しかし、「経済活動」が決して自立的ではないこと、むしろ政治=軍事との連携のなかで行われて、人脈と金脈が作られていたことはよくわかる。台湾総督府が台拓を通じて関与した「慰安所」関連事業は、まさにその一端として行われていたのだ。
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