足のトラブルは靴で治そう ようこそ足と靴の外来へ！

塩之谷香(著者)

• 販売会社／発売会社: 中央法規出版
• 発売年月日: 2005/09/26
• JAN: 9784805846186

商品レビュー

2021/01/11

かかとまわりがしっかりしていること
前から1/3の位置でまがること
靴底が平で安定していること
つま先に余裕があること
足が前すべりしないこと
靴の形、機能が目的にあっていること

2011/03/19

靴や足についてのことが詳しく書いてあります。
靴屋の自分もとてもためになった１冊です。
無いようなそんなに難しくないです。

2010/12/20

女医さんが書いた足と靴の本。
2011/01/24に星の数を減らしました。理由は最後に。

足の健康には靴が大きくかかわるのでちゃんと足に合った靴を選んで履きましょう、ドイツ製コンフォート靴いいですよ！という感じの書籍です。

病気や障害のある人のためにという章はこの手の本では珍しいです（他の本は特に病気や障害のない人の足のトラブルに関する本です）。

足のトラブルに対する対処法よりも、靴選びの大切さを説く啓蒙書のようなイメージが強いです。良い本だと思いますがあまり実用的ではないので評価は少し渋めにしました。

☆「女医さんの本」の比較
女医さんが書いた足と靴の本として、２冊登録してあります。
もう１冊は永峯由紀子先生の「女性のための足美人塾」です。

塩野谷先生は「歩くときの靴とおしゃれ靴は使い分けましょう」と書いていますが、ハイヒールをはき続けたい人にはちょっと反発したくなってしまう書き方の部分があります。
「靴は使い分けましょう」という姿勢はもう１冊登録してある「足美人塾」の永峯先生と同じなのですが、本全体から受ける印象が少し違います。

塩野谷先生「かっこ良くても痛い靴より、楽な靴でどんどん歩ける方がいいのでは？ 私は楽な靴から離れられなくなっちゃった」
永峯先生「靴は使い分けましょう。おしゃれ靴はここぞというときに短時間だけにしましょう。私もそうしてますよ」
…のような感じです。

塩野谷先生の本の方が４年ほど先に出ています。永峯先生の本との時差の間に女性にも幅広ゆったり系の靴が浸透したのかもしれません。
そういえば幅広すぎる靴が足に悪いという記述は永峯先生の本の方がしつこく書いてあるように感じます。

塩野谷先生の本で「ドイツ靴万歳」になりがちなのは、足長25.3cm、足囲22cmという大きくてスリムな足だったため、日本製でもゴツめの靴に慣れていたという理由もあるのではないかと思います。

（2011/01/24追記）
当初★３つつけていましたが、★２つにへらしました。
ゆるすぎる靴に対する警告がないからです。

NHKテレビの内容をまとめた書籍でも、塩野谷先生は大きすぎる靴に対しての警告は書いていないようです。
塩野谷先生の考え方はゆるい靴に対しておおらかではないかと思います。

私自身が足囲のゆるすぎる靴で苦しんでいるので評価を下げます。