くものすおやぶん とりものちょう こどものとも傑作集

秋山あゆ子(著者)

• 販売会社／発売会社: 福音館書店/
• 発売年月日: 2005/10/07
• JAN: 9784834021493

商品レビュー

2024/07/23

とりものちょうの絵本ですね。
作者は秋山あゆ子さん（1964年、東京生まれ）漫画家、絵本作家。主に虫を題材にした作品で活躍。

　くものすおやぶんと　はえとりの　ぴょんきちは　きょうも　むしの　まちを　みまわりを　していました。　あしたは　むしまち　はるまつり。　ところが　
　あまい　ものなら　ありがたやの　みせさきを　とおりかかると、「あっ、おやぶんさん」「た、たいへんです。ぬすっとから　てがみが　きたんです」
　さぁ～！　じけんの　はじまりです。

　虫を題材にされているので、素敵な挿し絵に驚かされます。丁寧に、虫たちを擬人化して、細かいところまで描かれています。明るい色彩で、コミカルで愉しいですね。
　もちろん、物語もぬかりはありません。しっかり、くものすおやぶんとぴょんきちが、大活躍して、犯虫と大捕物を繰り広げます。
　とても愉快で、スッキリする絵本ですね。
（この本も、メメさんの本棚から見つけました。
　　メメさん、とても愉快で綺麗な絵本でした。
　　秋山あゆ子さんは、楽しいですね。
　　ありがとうございました。）

2024/06/24

「くものすおやぶん　とりものちょう」
秋山あゆ子　さく

秋山あゆ子さんの本を久しぶりに図書館よりお借りしました。同シリーズ二作目に当たる「くものすおやぶんほとけのさばき」を以前読んでいて、とても面白かったんです！（因みに本書が一作目になります。）
虫が苦手なので普段なら手に取らないところですが、“くものすおやぶん“、絵本ではあまり無い時代劇調。いい味出してます。笑

ぬすっとかくればねからの予告状、擬態する“かくればね“を探す仕掛けもあります。

久しぶりの秋山あゆ子さん本に、下の子も喜んでいました。勿論、私も楽しみました。

「くものすおやぶん　ほとけのさばき」や「みつばちみつひめシリーズ」もお薦めです。きっと癖になりますよ♪

2024/04/03

お菓子の「ありがた屋」に盗人から盗みの予告状が届いた。困ったアリたちは、蜘蛛の巣親分に助けを求める。
桜吹雪の舞う中での壮絶な捕り物劇。虫苦手だし時代劇だ地味だしでも福音館か…と期待せずに開いたらめっちゃおもしろかった。ごめんなさい。絵もいいし。羽の模様がかわるところがとても素敵。ユーモアあふれる勧善懲悪。この世界は子どももハマるね。

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