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スキャナー・ダークリー ハヤカワ文庫SF
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スキャナー・ダークリー ハヤカワ文庫SF

フィリップ・K.ディック(著者), 浅倉久志(訳者)

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スキャナー・ダークリー ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2005/11/30
JAN 9784150115388

スキャナー・ダークリー

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商品レビュー

3.7

25件のお客様レビュー

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2026/06/03

あらすじ: 近未来のアメリカ。そこは、物質Dと呼ばれる新種の麻薬(別名〈緩慢な死/スロー・デス〉)の蔓延によって荒廃していた。そんな中、潜入捜査官ボブ・アークターは、正体を隠すため姿形が絶えず変化する“スクランブル・スーツ”を着用し、麻薬組織の監視任務に就いていた。しかし、彼自身...

あらすじ: 近未来のアメリカ。そこは、物質Dと呼ばれる新種の麻薬(別名〈緩慢な死/スロー・デス〉)の蔓延によって荒廃していた。そんな中、潜入捜査官ボブ・アークターは、正体を隠すため姿形が絶えず変化する“スクランブル・スーツ”を着用し、麻薬組織の監視任務に就いていた。しかし、彼自身も捜査の過程で物質Dに依存しており、やがて深刻な精神障害を発症してしまう……。 感想: “スクランブル・スーツ”や“スキャナー”といったSF的なガジェットは登場するものの、SF色は比較的薄め。それよりも、不気味な監視社会と薬物依存の恐ろしさを描いた作品という印象でした。 自身の薬物体験をもとに、登場人物たちの人格が少しずつ崩壊していく過程が生々しく描かれており、自分が自分でなくなっていく姿が痛ましい。 ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリン、映画『イージー・ライダー』などへの言及からは、当時のアメリカンカルチャーと薬物の関係性も垣間見え、時代性を感じました。 ※『意識はいつ生まれるのか』を読んでいると、知識が役立つでしょう。

Posted by ブクログ

2026/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

悲しいけど、前向きな話。映画も大好き。 作者/訳者後書きにあるように、ディック自身の体験をもとに描かれたアンチドラッグ小説。SF要素といえば、着用者の姿がわからなくなる「スクランブル・スーツ」くらいだけど、話の本筋にはそんなに関係がない。 新型で強力な麻薬「物質D」の潜入捜査官である主人公が、薬中仲間と暮らしながら…その暮らしにどっぷり溶け込みながら、要はジャンキーと捜査官の二つの顔を持つ生活をしていく過程で 自分で自分を監視することになり、自分が誰なのか?が曖昧になっていく。Dにハマったことによって、カオスはどんどん深まってしまい、最後は脳が焼けこげて収容所に入れられる。 自分がなんの仕事をしていたのか?自分は誰か?もわからずに、ただ単純作業をこなすだけ。 ディックが、若い友人たちがドラックによってめちゃくちゃになっていく姿に心を痛めていたことが伝わる。 主人公、、ボブ・アークターは何もかも失ってしまうわけだけど、最後に掴む青い花は希望のメタファーなんじゃないかなと思った。どんな状況下に置かれても、まぁそんなもんよと受け入れきらないで、足掻こうとするディック作品の主人公らしさが大好き。

Posted by ブクログ

2017/10/31

ドラッグ小説家のドラッグ小説。自己の分裂と外界に対する認識の変調という、これぞディックと言うべき物語。

Posted by ブクログ

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