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本格小説(上) 新潮文庫
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本格小説(上) 新潮文庫

水村美苗(著者)

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本格小説(上) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2005/12/01
JAN 9784101338132

本格小説(上)

¥605

商品レビュー

4.4

52件のお客様レビュー

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2010/05/28

友達のお勧めだったの…

友達のお勧めだったので読んでみました。今ちょうど上を読み終わったところです。戦後の日本から、現代までの話で、アメリカで大成功する一人の男の話です。すごく○○!という感じではなく、淡々としていてなんとなく不思議な雰囲気の話です。これからどんな展開になっていくのか楽しみです。

文庫OFF

2025/07/14

▼水村美苗さんは数冊読んでいて、文章がとにかく上手いので信頼しています。長らく積読になっていたもの。 ▼「嵐が丘」の日本版という売り文句。読み始めるとすぐに、「あ、この男性がヒースクリフかしらん」というのが出てくるのですが、なかなかキャサリンが出てこない。1970年代のニューヨ...

▼水村美苗さんは数冊読んでいて、文章がとにかく上手いので信頼しています。長らく積読になっていたもの。 ▼「嵐が丘」の日本版という売り文句。読み始めるとすぐに、「あ、この男性がヒースクリフかしらん」というのが出てくるのですが、なかなかキャサリンが出てこない。1970年代のニューヨークの日本人界隈の話をしているうちにどんどん進んでしまう。仕舞いには、「おお、上巻全体が前置きなのか・・・?」。 ▼というわけでいろいろと魅力的なパーツは転がっているのだけど、全体の構図と力感は散漫なので、この上巻だけで言うとそれほど極上でもありませんでした。が、どうやら下巻がかなり疾風怒濤な予感。成程、つまりは嵐が丘を戦後日本でやるために、周到な準備をしてきたんだな、と。

Posted by ブクログ

2024/06/01

読み進むうちは、世界名作全集を読んでいるような感覚を持つ。ロシアの文豪が日本語で小説を書き綴ったと言ってもいい。ただ、最終的な結末にはやや物足りなさを感じる。大河小説にありがちではあるが。 将来身分違いの恋に苦しむ「たろうちゃん」と「ようこちゃん」が子供時代に夢中になって遊ぶとき...

読み進むうちは、世界名作全集を読んでいるような感覚を持つ。ロシアの文豪が日本語で小説を書き綴ったと言ってもいい。ただ、最終的な結末にはやや物足りなさを感じる。大河小説にありがちではあるが。 将来身分違いの恋に苦しむ「たろうちゃん」と「ようこちゃん」が子供時代に夢中になって遊ぶときの描写は秀悦だ。

Posted by ブクログ