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凍れる森 講談社文庫
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凍れる森 講談社文庫

C.J.ボックス(著者), 野口百合子(訳者)

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凍れる森 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2005/10/15
JAN 9784062752190

凍れる森

¥770

商品レビュー

4.1

15件のお客様レビュー

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2023/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

SL 2023.9.13-2023.9.16 ワイオミングの自然と家族を守ろうとする猟区管理官ジョー・ピケットのシリーズ。 自分たちの都合で法律もゆがめ、傲慢で卑劣な保安官や政府の人間に対して、ジョーは正しいことをなそうとあがく現実的で等身大のヒーロー。だからこそ無力な面もあって、邪悪な政府の人間やFBIの捜査官が調査の結果、お咎めなしどころか賞賛されてしまうことには納得がいかないし、さんざんジョーが皆を守ろうとして苦労した挙げ句のこのラストもどうなんだろう。少し残念。 この作品でネイト初登場。

Posted by ブクログ

2023/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作(電子書籍のみの『逃亡者の峡谷』はノーカウント)『沈黙の森』を読んでから、だいぶ時間が経ってしまった。 地元の2つの図書館には蔵書しておらず、古本屋でも見かけない(もう少し先の刊であればたまに見かけたが)ので諦めかけていたが、最近通い始めた通勤途中の図書館に蔵書されていた。 しかも先々まで揃っている。 何という僥倖。 猟区管理官のジョー・ピケットは、クリスマス間近の日暮れ前、パトロール中に密猟らしき行いと遭遇するも、現場に居たのは正気とは思えぬ、我を失った状態の知人だった。 断腸の思いで逮捕し連行するが、吹雪始めた山道で隙をつかれて脱走され、見つけたときには何者かに殺されていた。 誰が、何故!? 一方町には反政府感情をあらわにするならず者集団が通りがかり、そのまま国立公園に居座る事態に。 しかもその中にはピケット家の里子、エイプリルの実母ジーニー・キーリーが。 何故、この町に戻ってきた!? 知人の謎の死と里子を取り返される不安に襲われるピケット。 やがて2つの事態が交じり始め。。。 前作から間を置き過ぎた失敗。 肝となるエイプリルの事情がいまいち思いだせない。 このシリーズの重要となる背景のはずなのに。 エイプリルはさておき、もうひとつの重要事項。 この刊でネイトと出会うのね! ジョーが道を踏み外さない苦悩の等身大のヒーローならば、輝かしいその正義が手の届かないところを補完するのがダークヒーロー、ネイト。 この2人で胸くそ悪い邪悪な人々に立ち向かっていく展開にやきもきし、ハラハラし、幾ばくかのカタルシスを得る。 まぁ、物語としては結構力づく、無理矢理なプロットではあるかなと思うのだが、こういう”正義は勝つ”みたいな物語は純粋に好き。 次は『神の獲物』。

Posted by ブクログ

2020/07/09

ワイオミング州の自然と家族を愛する猟区管理官ジョー・ピケット。正義感が強く高潔で、正義はなされるべきだと思っている。結果後からこれで良かったのかもっと何かできたのではとぐぢぐぢ悩みむちょっと女々しいくらいの真面目な普通の男である。 しかし素晴らしいのは、何が自分にとって大切なのか...

ワイオミング州の自然と家族を愛する猟区管理官ジョー・ピケット。正義感が強く高潔で、正義はなされるべきだと思っている。結果後からこれで良かったのかもっと何かできたのではとぐぢぐぢ悩みむちょっと女々しいくらいの真面目な普通の男である。 しかし素晴らしいのは、何が自分にとって大切なのか良くわかっているし、常に最善を尽す姿勢、自分の良心に問いかけ続ける姿勢である。スーパーマンでは無い普通の猟区管理官が、厳しい自然とそこに住む動物たちや殺人事件などにどう対処して行くのか楽しみでならない。

Posted by ブクログ

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