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西洋音楽史 「クラシック」の黄昏 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2005/10/25 |
JAN | 9784121018168 |
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商品レビュー
4.2
99件のお客様レビュー
中世から現代に至るまで、音楽がその時代の人々にとってどのようなものだったか、どのように変化していったかをわかりやすく書いていて、面白かった。 音楽が人々にとってどのようなものか、距離をとって考えてみたことなんてなかったし、前の時代から受け継いだり変化していった価値観を俯瞰して眺め...
中世から現代に至るまで、音楽がその時代の人々にとってどのようなものだったか、どのように変化していったかをわかりやすく書いていて、面白かった。 音楽が人々にとってどのようなものか、距離をとって考えてみたことなんてなかったし、前の時代から受け継いだり変化していった価値観を俯瞰して眺めることが、高校生の頃世界史を勉強してとても楽しかった気持ちを思い出させてくれた。 バッハやベートーヴェンなど有名な音楽家のイメージも、ほぼゼロ知識からなんとなくつかめた。 特にベートーヴェンが一番音楽と向き合い働いた、というのが印象に残った。天賦の才ではなく、労働によって圧倒的な音楽を作り上げた、という見方は以外だった。 できれば文中に登場する音楽を聴きながら読めたらよかったんだけど…中世音楽の和音を意識しない感じとか、ずっと低音がある感じとか、現代音楽の不協和音とか… いつかちゃんと聞いてみようと思う…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クラシック音楽が辿ってきた道を、時代背景も含めて俯瞰して見られる名著。文中に登場する数々の曲をYouTube再生しながら読み進めると、格段に理解も深まり最高に面白いのでオススメ。 大好きなバッハについての言及が少なかったことだけが寂しかったですが、、素晴らしい本に出会えました。
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一般読者が音楽史の大きな流れを理解できるように音楽を説く本。 型を抑えるから、そこからの逸脱が個性の表現として意味を持つ。
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