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サイレント・アイズ(上) 講談社文庫
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サイレント・アイズ(上) 講談社文庫

ディーン・クーンツ(著者), 田中一江(訳者)

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サイレント・アイズ(上) 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2005/07/15
JAN 9784062751438

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商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

ナルシストの塊である…

ナルシストの塊である怪物ジュニアと、失明した少年バーソロミュー、レイプされた結果生まれたエンジェルの三人の物語。

文庫OFF

2021/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本作品ほど、クーンツは傑作を物するのに仕損じたと大いに感じたことはない。 物語の構造は単純だ。 幼き頃に虐待を受けたアグネスが授かった子供バーソロミュー。彼は量子力学を理解し、体現する神童であり、奇跡の理を知っていた。 10代にしてレイプされたセラフィムはその子供エンジェルを産む。この子もまたバーソロミュー同様、奇跡の理を知る子供であった。 一方彼らが産まれた同じ頃、自分をこよなく愛する妻を衝動的に崖から突き落とし、事故に偽装して死なせた男ジュニア。彼はこの後、狂気の論理で殺人を重ねて行く。 そしてその彼を殺人鬼とみなし、付き纏う刑事ヴァナディアム。 ジュニアは自分を潜在的に脅かすバーソロミューを探し、また死してなお、脅かすヴァナディアムから逃れながら殺戮の旅を続ける。 そしてこの4者が数奇な運命を重ね、ブライトビーチで邂逅するとき、ある奇跡が起きる。 率直に云って、上のストーリーのうち、殺人鬼ジュニアは不要であると考える。クーンツは彼をブルーノ・フライとし、2000年版『ウィスパーズ』を書こうとしたのだろうか? 恐らく最後にジュニアが転送される世界が巨大な虫の存在するところであることからもこの憶測は肯定できると思う。 しかしジュニアは登場人物としては面白いものの、この物語を有意義にするのに役割を果たしていないと考える。 クーンツの長所として ①ページを繰る手を休ませない物語の展開の早さ ②読者を退屈させない斬新なアイデアの数々 ③どんなに窮地に陥ってもハッピーエンドに終わる という3点が挙げられるが、今回はこのうち③を特化して物語を閉じればかなりの傑作になったのではないだろうか? なぜテーマを1本に絞れなかったのか? (下巻の感想に続く)

Posted by ブクログ

2018/10/20

複数の物語が交錯していく。ディーン・クーンツさんの作品。早く続きが読みたくなる。かなりのページ数だが気にならない。

Posted by ブクログ

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