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地果て海尽きるまで(上) 小説チンギス汗 ハルキ文庫時代小説文庫
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地果て海尽きるまで(上) 小説チンギス汗 ハルキ文庫時代小説文庫

森村誠一(著者)

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地果て海尽きるまで(上) 小説チンギス汗 ハルキ文庫時代小説文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所/
発売年月日 2005/06/18
JAN 9784758431811

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商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2021/04/01

陸戦の雄も海という天然の要害を越えることはできなかった。海洋民族たる倭が、博多の地で勝利できたことは、神風が吹かなかったとしても、あながち、不思議なことではなかたのではないか。600年の後に、倭の先祖が、中国大陸に深く攻めこんだ時には、逆に草原の兵によって、阻まれた。

Posted by ブクログ

2018/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

成吉思汗から第5代クビライ汗までのモンゴル帝国の歴史を詳述する。 成吉思汗は少年時代、できるだけ遠方へ行きたいと思った。そして遠方へ行った。金や宋、またタイチウトやメルキトの圧迫を受け、祖霊や父の受けた屈辱と無念を晴らそうとして、強敵を討ち平らげながら、成吉思汗は自分の野望を伸ばした。 そして、その野望が神意に添うと信じて、神の与えたもうた地上の大帝国を築くために世界制覇を目指すようになった。 だが、元はおのれの家族に豊かなものをもたらし、モンゴル部族を強化することから発していた。家族とモンゴル部族を他部族や他国の奴隷にされぬために戦ってきた。その結果、夥しい奴隷を得たが、成吉思汗の晩年、自分の国は人種の坩堝とかし、モンゴル、契丹、女真、宋、西夏、ウィグル、トルコ、アラビア、ペルシャ、グルジア、キプチャク、ルーシ等、多種多様の民族がモンゴルと一体となった。 自分が戦って得たものは、全ての異部族、異種族、異人種に敵対し続け、時には同族をも粛清しながらたどり着いたところが、全ての民族の融和であったとすれば、まことに皮肉な成果であった。 元はといえば、わが家族と部族とモンゴルの平穏と幸福のために発したことであるが、世界制覇によって成吉思汗のもと、全ての人間、全民族が幸福になればそれにこしたことはない。 考えてみれば、モンゴルは敵性の血を導入して巨大化してきた。成吉思汗自身がその出生にメルキトの血を疑い、その子ジュチも同じ疑いをもたれて死んだ。オゴディ、トルイの妃も敵性の出身であり、敵性の血が導入されている。灰の狼の末裔は、敵性と結婚してその群れを増やし、その版図を拡大してきた。モンゴルにとって敵性の導入や同化は恥ずべきものではなく、巨大化するための必然の道程であった。 本書を読み進めると、たまに、横文字が出てくる。マクロとかニュースとかブレーンとかデモンストレーションとか、、、。やはり、歴史小説を読むに、その時代に使われていなかったような文字が突然現れると違和感を感じるし、興ざめになる。これはあまりいただけなかった。成吉思汗が亡くなってから、小説が間延びしたこともあって、星2. 全2巻

Posted by ブクログ

2015/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チンギス・ハンの物語。 父を殺され部族に見捨てられたテムジンが、苦難を乗り越え成長し、チンギス・ハンになるまでは面白いんだけど、覇道を進む人生だったので仕方がないとはいえ、戦い続きに飽きてくる。 これだけ戦ってまだ半分。スケールの違いに圧倒されます。

Posted by ブクログ

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