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父と子の旅路 双葉文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社/ |
発売年月日 | 2005/06/20 |
JAN | 9784575510195 |
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父と子の旅路
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
テーマは親子の愛、家族愛 それぞれが、ちょっとだけ秘密を持ちながら、お互いを思っているがゆえに悩み、苦しむ。 しかし、最後は暖かい物語。 全体の設定でいろいろ疑問が残るところもありますが、それを差し引いても、父親の息子への想い、息子自身の想いを感じられる物語でした。 ストーリと...
テーマは親子の愛、家族愛 それぞれが、ちょっとだけ秘密を持ちながら、お互いを思っているがゆえに悩み、苦しむ。 しかし、最後は暖かい物語。 全体の設定でいろいろ疑問が残るところもありますが、それを差し引いても、父親の息子への想い、息子自身の想いを感じられる物語でした。 ストーリとしては、 一家惨殺事件の犯人として死刑を宣告され、刑に服している光三。しかし、光三は真相を隠したまま、刑を受け入れている。唯一の気がかりは、事件の時に、預けた自分の息子の光男の生き末、そして、その事件の時、唯一殺されなかった子供祐介の生き末。 そんな光三の再審担当となったのはその生き残りの祐介。 光三は自分の両親を殺した犯人なのか? 事件の真相に迫ろうとします。 頑なに語らない光三。 そんな光三が命を懸けて守りたかったもの。 といった展開です。 途中、半分真相がわかります。 そして、最後の最後でハッピーエンドへ ネタバレになるので、あまりかけないですが、突っ込みたいところは満載です(笑) しかし、そんな中でも、親が思う子供への想い、絆が胸に熱く刻み込まれる物語でした。 お勧めです。 タッキーが主演でドラマ化されているんですね。 ドラマ見てみたい!
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感動の入魂作であることは間違いなく、終盤の怒涛の展開には涙、涙だったが、今ひとつ完全に共感することは出来なかった。我が子のためとはいえ、同じ年頃の乳児の死体を遺棄するなどということが許されるのか。あそこまで性格がかけ離れた男女が簡単に結婚して子を儲けるのか。模範囚は刑務所内であの...
感動の入魂作であることは間違いなく、終盤の怒涛の展開には涙、涙だったが、今ひとつ完全に共感することは出来なかった。我が子のためとはいえ、同じ年頃の乳児の死体を遺棄するなどということが許されるのか。あそこまで性格がかけ離れた男女が簡単に結婚して子を儲けるのか。模範囚は刑務所内であの様な厚遇を受けるのか。歳を重ねたとはいえ母親の性格があれほどまで変わるものなのか。両親とも殺人犯だったと知った若い娘はその後どの様な人生を送るのか。突っ込みどころも多々あると感じた。明石の父の告白には心を打たれた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
基本、死刑か否かというテーマの小説は好まないのですが、この本だけはなぜか非常に気になって購読。謎解きを楽しむ話ではないため、わりと早い段階で父の秘密は想像できますが、その分、父の並々ならぬ覚悟やら葛藤やら心の動きが存分に味わえ、「きっとそうなんだろうな」と察しながら読みました。結局どうなるかは読んでのお楽しみですが、この本に描かれている死刑囚らの様子が、本来あるべき姿なのだろうなと感じました。
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