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幕末単身赴任 下級武士の食日記 生活人新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会/ |
発売年月日 | 2005/12/09 |
JAN | 9784140881651 |
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幕末単身赴任 下級武士の食日記
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商品レビュー
4.2
20件のお客様レビュー
江戸時代、主君の参勤…
江戸時代、主君の参勤交代に付き添って江戸へ単身赴任した武士の日記。当時の日常や食生活が分かります。当時は、甘い物は女性が好むというジェンダーに基づく思い込みは後年ほどではなかったのですね。
文庫OFF
江戸藩邸に単身赴任した紀州藩の下級武士、伴四郎。 彼の日記を基にした江戸ライフ、特に食生活を紹介。 第一章 江戸への旅立ち・・・伴四郎、中山道の名物餅を食べまくる。 第二章 江戸の日々・・・伴四郎、勤務し、食べ、江戸の町歩きする。 第三章 男子厨房に入るー江戸の食材と料理・・・伴...
江戸藩邸に単身赴任した紀州藩の下級武士、伴四郎。 彼の日記を基にした江戸ライフ、特に食生活を紹介。 第一章 江戸への旅立ち・・・伴四郎、中山道の名物餅を食べまくる。 第二章 江戸の日々・・・伴四郎、勤務し、食べ、江戸の町歩きする。 第三章 男子厨房に入るー江戸の食材と料理・・・伴四郎、自炊する。 第四章 叔父様と伴四郎・・・伴四郎、叔父の食い意地に憤る。 第五章 江戸の楽しみ・・・伴四郎、遊興し名所と名物を巡る。 第六章 江戸の季節・・・伴四郎、行事に季節の味を愉しむ。 コラム有り。主要参考文献有り。 時は幕末、桜田門外の変の後。そんな時勢の中、 江戸藩邸に単身赴任した紀州藩士、酒井伴四郎の日記には、 江戸生活、特に食生活が詳細に綴られていました。 同じ紀州藩の侍医による「江戸自慢」等の当時の史料も加え、 伴四郎の江戸ライフと当時の江戸の様子が紹介されています。 国元に妻子を残しての単身赴任、右も左もわからぬ大都会江戸。 さぞや意気消沈・・・どころか、しっかり江戸ライフを満喫。 料理男子で安い食材を使って節約、それでも江戸の食を、酒を、 名所巡りを愉しみ、三味線を習う日々。で、勤務はちょっぴりと。 読み易い文章で当時の食文化、江戸の町の様子等が描かれています。 コラムも含め、江戸と上方の違いがわかるのも、一興。 薬食いと称して豚肉を結構食べていたのには、驚きました。
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2005年刊行。著者は㈱虎屋、虎屋文庫研究主幹。幕末江戸に在住・単身赴任していた紀州藩士。彼の日記から、江戸における大名所属の下級武士の生活実相を明らかにしようとする。読みやすい文体で、江戸の生活模様が描かれるのはいいところ。なお、日記の著者酒井伴四郎の仕事内容は余りに軽く、身分制に縛られた役務の制限や過少な労働時間・日数には言葉もない。これでは無駄が多く、非効率だっただろうし、幕府あるいは幕藩制が倒れたのもむべなるかな、とも。
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