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だいこん
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だいこん

山本一力(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 2005/01/22
JAN 9784334924492

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商品レビュー

4

20件のお客様レビュー

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2023/07/08

商いの才覚に優れた女の子が飯屋を商い繁盛させていく。ストーリーとして面白かったけど、時系列が少しごちゃっとして読みづらかったのと、似たような展開、文章が散見されて後半少し飽きてしまった。

Posted by ブクログ

2018/03/13

『つばき』を読み、すっかり忘れていた本書を読み返したくなり、12年ぶりに再読。 序章と終章で、つばきが浅草の繁盛する「だいこん」を店じまいし、深川で新たに一膳飯屋を始める経緯が書かれており、『つばき』へ繋がっていることに気が付いた。 本書は、つばきの回想が折に触れて綴られ、つばき...

『つばき』を読み、すっかり忘れていた本書を読み返したくなり、12年ぶりに再読。 序章と終章で、つばきが浅草の繁盛する「だいこん」を店じまいし、深川で新たに一膳飯屋を始める経緯が書かれており、『つばき』へ繋がっていることに気が付いた。 本書は、つばきの回想が折に触れて綴られ、つばき一家の家族物語ともなっている。 酒が入るとだらしなくなり、よその女に目移りしてしまう父親の安治。 つばきの才能を認めながらも、母親の意地もあり、ひとたび怒りの火がつくと、話が支離滅裂になるが料理上手な母親みのぶ。 それぞれ個性ある妹二人。 そして、火事の炊き出し時に教わった美味しいご飯の炊き方が天下一品のうえ、独創的なアイディアで人気の一膳飯屋を営む長女つばき。 彼らを取り巻くのは、下町人情溢れる人々。 読者は、心温まる「だいこん」の世界を堪能できる。 そして何よりも、この物語を魅力的にさせるのは、主人公つばきの人物造型だろう。 「眉は細くて黒い。ものをしっかり見定める瞳は、漆黒で、しかも大きい。わずかにとがったあごは、ひとたび決めたことを貫き通す、芯の強さを表して」いて、「負けん気が体の芯から湧き上がって」いるという、そんなつばきには、誰でもがもつい、肩入れしたくなってしまうだろう。

Posted by ブクログ

2016/12/23

姉妹の長女つばきは、幼いころ、父が負った借金の取り立てにやってきた伸助と再会する。 幼いながらも懸命に妹の世話をし、両親を手伝う、貧しい暮らしの思い出から始まる。 やがてつばきは、炊飯の腕前と持って生まれた才で、一善飯屋をかまえる。

Posted by ブクログ

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