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雨恋

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2005/01/25 |
JAN | 9784104733019 |
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雨恋
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商品レビュー
3.2
23件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もうこの世にはいない人物からの、現実では聞き入れようの無い真実を頼りに、主人公が不慣れながら真相をたどっていく様子はなかなか面白く、読みやすかった。 しかし読み進めていくと、当然残りのページの束が気になるわけだけど、恋愛に発展させるのがあまりにも急で、完結させるには短すぎるのではと不安になる束の薄さだった。 千波との間にまったく恋の予感がないわけではなかったし、実際2人の距離は確実に縮まっていて、好意を抱ける環境は充分にあったと思う。 でもこの事件には守山の存在が大きいわけで、本人も作中で言っているけど、渉が千波のことを好きでも、千波は果たしてそういう感情を持てるのかという勝手な焦りを感じてしまった。 曽我部とのメール内容を読んでしまった千波の胸の内をなかなか聞けなかったことも焦った理由としてあるかもしれない。 結果的にこのメールがきっかけでだいぶ遅いが、両想いだとわかったわけだけど、気付いた頃には事件の真相まで急激に加速して、千波の顔がわかったと同時に儚く恋が終わってしまったわけだけど。 読み終わって考えてみると、幽霊との恋だからこそこの終わり方でよかったんだなと思えてくる。 勝手に感情移入しちゃって千波がまだしばらく居てくれるような気がしちゃって、変に幸せな結末を期待したから、ページの残りの少なさや解決までの進みに物足りなさを感じてたのかもしれない。 後日談みたいなものも相手が幽霊では叶わないけど、渉と千波の恋愛模様がとてつもなく読みたいのでショートでもいいから、パラレルでいいから、2人の恋人としてのストーリーを読みたい衝動に駆られている。
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面白くなかった… 千波と渉の気持ちの変化もなんだかよくわからなかったし。どのへんでお互いに惹かれていったのかもよくわからない。 事件の真相も捻りなし。 残念。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
帯が煽りすぎだと思う。 この作品に限らず、最近の帯は煽り文句が大袈裟で、逆効果に感じることも多々。 ラスト2ページは確かに感動的ではあるけれど、絶賛するほどには心に響かなかった。 登場人物達があまり魅力的ではなかったからかもしれません。 雨の日に声だけ聞こえる幽霊。 彼女の死の真相に近付く度に少しずつ姿を表すというのが、あくまで生者と死者という二人の決定的な立場の違いをより浮き彫りにしている。 次第に変化する刹那的な心の揺らぎが巧く表現されているように思う。 それにしても足だけ見えるとか、想像するとシュール(笑)
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