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千々にくだけて
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社/ |
| 発売年月日 | 2005/05/02 |
| JAN | 9784062128841 |
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千々にくだけて
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商品レビュー
4
10件のお客様レビュー
万葉集の英訳で有名なリービ英雄氏の9.11の体験を描いた小説。リービ英雄氏の万葉集の英訳は素晴らしいが、この作品を小説としてみた場合、非常に物足りなさを感じてしまう。エッセイとして9.11を体験した男の体験談として読むのならばいいかもしれない。
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かねてより読んでみたいと思っていたリービ・英雄。日本語を母語としない作家による日本語文学。「千々にくだけて」は、9.11後の、世界のおはなし。 after mathの物語を考えるとき、わたしは、それをきちんとひとつひとつ言葉で示してしまえるようなものはあまり良質ではないと感じる。...
かねてより読んでみたいと思っていたリービ・英雄。日本語を母語としない作家による日本語文学。「千々にくだけて」は、9.11後の、世界のおはなし。 after mathの物語を考えるとき、わたしは、それをきちんとひとつひとつ言葉で示してしまえるようなものはあまり良質ではないと感じる。小説は多くを観察してわずかなものしか示さない非常に効率の悪いものだ、というようなことを村上春樹が言っていたと思いますがまさにその通りで、ことばで整理出来ない「出来事」に出会ったとき、なぜそれを語る言葉を持たないのか、どのように受け止めてなにを受け止められないのか、そういうことを愚直に考える小説が良質なものだとわたしは信じる。という意味で、「千々にくだけて」はすばらしかった。ある大きな出来事をうまく受け止めきれない、本書は2005年に出たもので9.11から4年後ですが、4年経ってもまだなにもわからないのだ、何語で考えればいいのかわからないのだ、という戸惑いと哀しみをリービ・英雄は見つめて、非常に誠実に書いたのが本書ではないか。そんな風に感じさせる小説。 それに、リービ・英雄っていう日本語が母語ではない作家ならではの、言語感覚がとても新鮮だ。日本語と英語と直訳と、あらゆるものが錯綜していて、まさに千々にくだける、引き裂かれる心情と重なり合う。「何を考えるべきか」ではなく、「何語で考えるべきか」と思い悩むところが印象的。ことばがあってはじめて世界がある、というのなら(言語論的転回)、それぞれの言語によって立ち現れる世界はどれくらい異なっているんだろう。わたしも違う世界を見たいとおもった。とりあえずリービ・英雄もっと読みたい。
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アメリカ人日本文学者が、9・11という特別な日に空港内外で感じた実体験を綴った作品。 アメリカを中心として全世界が回っていると信じているアメリカ社会に突然襲ったまさかの出来事。 歴代大統領、とくにブッシュの行動を揶揄しながら書いている。 ケネディ大統領の暗殺時の社会の取り扱...
アメリカ人日本文学者が、9・11という特別な日に空港内外で感じた実体験を綴った作品。 アメリカを中心として全世界が回っていると信じているアメリカ社会に突然襲ったまさかの出来事。 歴代大統領、とくにブッシュの行動を揶揄しながら書いている。 ケネディ大統領の暗殺時の社会の取り扱いとの比較もあり、日本を本拠とし、年に数回行くアメリカ人の感じた9・11であったような気がする。
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