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カレワラ物語 フィンランドの国民叙事詩
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 春風社 |
| 発売年月日 | 2005/05/15 |
| JAN | 9784861100345 |
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カレワラ物語
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カレワラ物語
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
大学時代にざっと流し読みした程度でじっくり読んでいなかった本書をかなり久々に読みなおした。 断片的な口頭伝承、歌謡であったり、言い伝えであったり、おまじないであったりするそれらのパーツを集めて一つにまとめたロンリョートの仕事に感嘆する。 スウェーデンやロシアによって支配されていて...
大学時代にざっと流し読みした程度でじっくり読んでいなかった本書をかなり久々に読みなおした。 断片的な口頭伝承、歌謡であったり、言い伝えであったり、おまじないであったりするそれらのパーツを集めて一つにまとめたロンリョートの仕事に感嘆する。 スウェーデンやロシアによって支配されていて独自の国家を持ち得なかったフィンランドは、このカレワラによってアイデンティティを確立し、言語を保存し、独立へと進み、現代の北欧デザインに繋がっている。 そのためカレワラの持つ意義はこの上なく重い。 本書の物語内では、自然への愛敬と、女性の強さがやはり特徴的。 北欧神話でもフレイヤやヴァルキュリアやヘルなど強い女性は登場するが、しかしカレワラと比較すると大分見劣りする。それくらいにフィンランドの女性が豪胆なのだと実感する。 現在でもフィンランドは女性の社会進出や性別による平等が世界でもひときわ高い。 ラテン語系言語にある女性名詞・男性名詞といった特徴はないし、「彼」と「彼女」をどちらもHänと呼び表す言語的な特徴も関係しているのではと私は踏んでいる。 またカレリア地方は現在はロシア領であるが、ロシア人も女性が結構強い。 そういった女性の強さが、物語にも現れていて、どうしようもなくて笑えるレンミンカイネンに対する母の対応がよくわかる。 その一方で、嫁に行くことを徹底的にみんな嫌がったりだとか、嫁に行く際の心得において女性の負担がやたらデカいとか、生みの苦しみとか生々しさが多く漂う。 これは、民衆の中から集めた物語であるため女性が多くその説話を語り継いできたことと、それを編纂したリョンロートがマッチョに寄せなかったことと無関係ではなかろう。
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フィンランド叙事詩『カレワラ』の入門書。 カレワラに関する訳本には何冊かあたったが、この本がベスト。 始めて触れる方にも、じっくりと神話世界に浸りたい方にもオススメです。 遠く昔の別世界の話ではない。 冬の暖炉そばで、そっと紡がれる物語。 詩的で、あたたかく、そして、壮大だ。
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きれいな言葉、容赦ない内容(笑) 昔読んでいた童話に共通するものを感じます。いろんな国や文化があるけど、こういうのの根底は皆一緒なのかなと思いました。
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