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狂気と犯罪 なぜ日本は世界一の精神病国家になったのか 講談社+α新書
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狂気と犯罪 なぜ日本は世界一の精神病国家になったのか 講談社+α新書

芹沢一也(著者)

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狂気と犯罪 なぜ日本は世界一の精神病国家になったのか 講談社+α新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2005/01/22
JAN 9784062722988

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狂気と犯罪

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商品レビュー

3.4

18件のお客様レビュー

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2010/05/28

なぜ日本は世界一の精…

なぜ日本は世界一の精神病国家になったのか?その背後に明治維新以来の治安政策,遅れて日本に伝わった精神医学の野望が・・・.驚きの「狂気」の歴史を解明する.精神医学界はどのような反応を示すのだろうか.

文庫OFF

2024/09/25

#14奈良県立図書情報館ビブリオバトル「ノンフィクション」で紹介された本です。 2部構成で1部は通常回。 2012.4.21 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-762.html?sp

Posted by ブクログ

2014/03/30

“日本という国は、絶対数においても、また人口比でも、世界最多の入院患者をもつ国である”  この状況がどうして生まれたのか。著者は100年前にさかのぼり、歴史を通じて、日本人が「狂気」をどのように取り扱ってきたか、またどのように「狂気」を「犯罪」にリンクさせてきたかを検証していく。...

“日本という国は、絶対数においても、また人口比でも、世界最多の入院患者をもつ国である”  この状況がどうして生まれたのか。著者は100年前にさかのぼり、歴史を通じて、日本人が「狂気」をどのように取り扱ってきたか、またどのように「狂気」を「犯罪」にリンクさせてきたかを検証していく。  なぜ「歴史」なのか? 精神障害者の人権が大事か、危険人物を野放しにしていていいのか、「狂気と犯罪」の関係は治安と人権の間で綱引きが行われるばかりで一筋縄ではいかない。本書は「人権論」ではなく「歴史」からのアプローチをとることで、この問題に別な方向から鋭い光を当てることに見事に成功しているのだ。  本来、「犯罪」と「狂気」は別のものである。両者の関連は“犯罪を行った人間”を超えて一般化するべきものではないはずだ。「たまたまある精神障害者が犯罪を犯した」のであって、「精神に障害がある者が犯罪を犯す」わけではない。  この両者を等号で結んだのは、いったい誰だろう? 本書は、他ならぬ精神科医こそが、「犯罪」の“原因”に「狂気」を結びつけたのだと告発する。この歴史的な「詐術」がいかにして生まれ、保存され、拡大されていったのかを、歴史を振り返ることで初めて明らかにしている。  平易な文章でありながら、明快な論理が展開されていることに感嘆する。歴史を現在に結びつける優れた研究であり、歴史からのアプローチを生かした力強い著作である。 「狂気と犯罪」について語る人を見かけたなら、「あれを読んだか」と言える本である。

Posted by ブクログ

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