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荒野のおおかみ 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2005/01/01 |
| JAN | 9784102001134 |
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荒野のおおかみ
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商品レビュー
3.6
46件のお客様レビュー
私はヒッピーの聖書と…
私はヒッピーの聖書とも言われた本書がヘッセの作品の中で一番好きで、勝手にヘッセの最高傑作だと思っています。人間の苦悩と幻想的な世界。すべてが心の奥にある何かを刺激して止みません。
文庫OFF
ヘッセ,ヘルマン、1…
ヘッセ,ヘルマン、1877‐1962。ドイツの抒情詩人・小説家が書いた作品。当時のことがわかるような気がします。
文庫OFF
ヘッセの作品は「車輪の下」「デミアン」「知と愛」以来だと思う。かなり前に読んだ記憶。 この作品は正直、個人的には読みやすくはなかった。「人間」と「荒野のおおかみ」に自己分裂した中年男の、現代社会での苦悩が続く。市民的に生きられないと言うものの市井に住み、社会に呪詛を投げかけるも...
ヘッセの作品は「車輪の下」「デミアン」「知と愛」以来だと思う。かなり前に読んだ記憶。 この作品は正直、個人的には読みやすくはなかった。「人間」と「荒野のおおかみ」に自己分裂した中年男の、現代社会での苦悩が続く。市民的に生きられないと言うものの市井に住み、社会に呪詛を投げかけるも社会からも逃れられない。とある女性と出会い変化していくのだが、ラストのある種の幻想的なシーンの連続は難解に感じた。 さて、文庫のあとがきで訳者が、この書が「ヒッピーの聖書」に祭り上げられた、と書いていて驚いた。確かにヘッセが時代を先取りしていた部分は、この作品を読めばよく分かる。しかし、私の生まれるかなり前に存在していたらしきヒッピーへの印象と、この作品の根底にあるものは全く繋がらない印象を受けた。 この作品では体制を批判し、戦争に反対し、資本家や機械文明を嘲笑している。知識までも。それでも現代から抜け出せない苦悩の中、徹底的に自己批判し、その批判した自己すらどうにもならない精神、魂の問題を前半で描き、新たな体験によって後半克服したかに思えるが、どうもそう単純ではないように作品を読んだ。 表層ではヒッピーのイメージと繋がる。しかし……どこか繋がらない。どこまで行っても繋がりそうにない。そんなモヤモヤした気持ちを持ってしまった。むしろ今を生きる現代人、そしてこれから先の人間の方がこの作品を読んで、響くのではなかろうか。
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