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蜃気楼の殺人 講談社文庫
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蜃気楼の殺人 講談社文庫

折原一(著者)

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蜃気楼の殺人 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2005/08/15
JAN 9784062751544

蜃気楼の殺人

¥220

商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

著者の作品の中では比…

著者の作品の中では比較的オーソドックスな感じを受ける。しかし、著者の作が一筋縄ではいかないということが読み進む内に解ってくる。

文庫OFF

2010/05/28

著者お得意の叙述トリ…

著者お得意の叙述トリック物ですが、ちょっと小粒な感じは否めません。

文庫OFF

2017/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

折原さんの叙述ミステリーはいつも読む前に身構えてしまう。 深読みして読んでも仕方がないと思いながらも、ついついどこに折原さんの仕掛けがあるのかと考えてしまう。 物語は能登の旅を舞台にしている。 旅情ミステリーの雰囲気もありながら、やはりしっかりと折原マジックは仕掛けられていた。 正直に言えば野々村省三という人物がどうしても好きになれなかった。 家族であるはずのひとり娘・万里子とはほとんど交流を持たず、一方休みには足しげく何度も愛人宅を訪ねていた。 新婚旅行での間違いは仕方がない。 実際仕方がないでは済まない問題だけれど、終わってしまったことは今さらどうにも出来ない。 しかし、間違いをしてしまった責任を取るというなら経済的な援助だけで良かったのでは? 何も親しく付き合う必要はなかったと思う。 血をわけた娘への愛情もあっただろう。 では万里子?万里子の立場はどうなってしまうのだ。 一番納得がいかなかったのは名前だ。 「何だこれっ!!」と・・・同じ年に生まれたふたりの娘に同じ名前をつけるなんて。 何かの拍子に呼び間違えたら困るから? 何となく省三の男のずるさが透けて見えて本当にイヤだった。 物語なのだから何もムキになることはない。 わかってはいても、どうにも好きになれない登場人物はいるものだと、あらためて認識した。 真犯人は思いがけない人物だった。 そもそも事件発生のきっかけが小さないたずら心だったなんて・・・。 万里子には幸せになってほしい。 幸せの兆しが感じられるラストにホッとした。

Posted by ブクログ

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