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よいクマわるいクマ 見分け方から付き合い方まで
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 北海道新聞社 |
発売年月日 | 2006/01/05 |
JAN | 9784894533523 |
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よいクマわるいクマ
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
のぼりべつクマ牧場での勤務を皮切りに、ヒグマと深く関わって来た著者(前田菜穂子氏)による、ヒグママニュアル。 ヒグマの生態をつぶさに観察し、「対話」を重ねたからこその具体的な教えや対処法が興味深い。 「よいクマわるいクマ」というのはアイヌ目線の言葉であるらしく(途中、萱野茂氏...
のぼりべつクマ牧場での勤務を皮切りに、ヒグマと深く関わって来た著者(前田菜穂子氏)による、ヒグママニュアル。 ヒグマの生態をつぶさに観察し、「対話」を重ねたからこその具体的な教えや対処法が興味深い。 「よいクマわるいクマ」というのはアイヌ目線の言葉であるらしく(途中、萱野茂氏のコメントや対談なども挟まれていて、それも貴重である)、人間が山を歩いている時に冷静に気配を察して立ち去るのがよいクマ、人間や人間の食べるものに興味を持ったり逆上して襲ってくるのがわるいクマということだが、結局わるいクマは、人間の不注意や山での傲慢なふるまいが作るものであるということで、実に身につまされる話である。 不幸にして山でヒグマに出合ってしまったら、絶対に背中を向けない、クマスプレーやナタを持っていなかったら頸動脈を押さえてうずくまる等は(そういう目に合いたくないけど)心しておきたいところだ。 掲載されている写真(ヒグマのいる情景=稗田一俊氏)も素晴らしい。
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北海道の川で釣りをする身としては、クマ問題は他人事ではない。ぼく自身は遭遇したことはないけれど、遭遇した人に遭遇したことは1度や2度じゃないし、「熊出没中」の看板はしょっちゅう見る。クマ鈴必須、熊スプレーも身につけているけれど、それで100%安全なわけではない。万一クマに会っちゃ...
北海道の川で釣りをする身としては、クマ問題は他人事ではない。ぼく自身は遭遇したことはないけれど、遭遇した人に遭遇したことは1度や2度じゃないし、「熊出没中」の看板はしょっちゅう見る。クマ鈴必須、熊スプレーも身につけているけれど、それで100%安全なわけではない。万一クマに会っちゃったらどうすればいいのだろう。かなり本を読んだけれど、今ひとつわからなかった。そういう意味では参考になった一冊。教科書的な作りの雑さは気になったけれど。 「クマが出没している地域には近寄らない」そりゃそうなんだけど。ぼくが釣りに行く川の「クマ出没中」看板は何年も出たままで(冬は片付けているのかもしれないが)、教科書通りに行動すると釣りを諦めるしかない。もちろんクマと戦ってでも釣りたい、と思っているわけではないけれど、それって「交通事故の危険があるので、車が通る道を歩いてはいけません」みたいなものだよね。だいたいそこに住んでいる人がいるのに。 でも「クマに背中を向けて逃げてはいけない」は覚えておきたい。万一クマにあったら、目を離さずに静かにゆっくりあとずさりをして離脱するのがよいらしい。また「クマに取られた荷物を取り返そうとしてはいけない」「くまスプレーは効果あり」も。「ナタなどの武器は左右に装備すべし。クマと格闘になったら、鼻と口の間が急所」はどうしよう。 萱野茂はアイヌ民族にしてアイヌ文化の研究者。本人が書いているわけではないと思うけれど、本書のクマノウハウの背景にアイヌの知恵があると思うと重みが違う。
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これからの時期、山でクマとバッタリとならないための本。もしくは、なってしまったときの対応など。過去の事故例なども交えて説明してあります。クマが「わるいクマ」になってしまう一端は、人間の身勝手なゴミのポイ捨てなどで人間の食べ物の味を知ってしまうと知り、人間と自然についても考えさせら...
これからの時期、山でクマとバッタリとならないための本。もしくは、なってしまったときの対応など。過去の事故例なども交えて説明してあります。クマが「わるいクマ」になってしまう一端は、人間の身勝手なゴミのポイ捨てなどで人間の食べ物の味を知ってしまうと知り、人間と自然についても考えさせられました。(P.S 自然の中のヒグマの写真などもカラーで掲載されています)
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