名門高校人脈 光文社新書

鈴木隆祐(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社/
• 発売年月日: 2005/08/16
• JAN: 9784334033170

商品レビュー

2014/08/04

文字通り、全国の国公立・私立の名門校のOB、OGを並べた一冊。

単に羅列してるだけなので、それ以上でも以下でもないが、
個人的には今まで知らない都道府県の公立や私立について知れたのが収穫だった。

2013/08/24

大学卒業人脈では特に面白くとも何ともないでしょうが、高校となると故郷を思い出すのか、著者がいうように青春の甘酸っぱい思い出に結びつくのか、大変興味深いですね。「夜のピクニック」が水戸一高の伝統行事だとか、「ウォーターボーイズ」が川越高だったり、「セカチュー」の舞台が片山恭一の宇和島東高だったり、仙台一高の井上ひさし『青葉繁れる』という作品のマドンナが当時宮城二女にいた若尾文子だったりと、意外な面白さもありました。もはや戦前の旧制中学などが没落し、現在の開成・麻布・灘などが名門になっていることが、最近活躍している人の名前からも痛感しました。そういうわけで、私としてはかつて超名門と教えられてきたはずの母校・神戸高がどのように書かれるかに期待・興味があったわけですが、やや肩透かし。現実を知らされました。しかし「悲劇のヒロイン」として先輩・樺美智子の遺稿集『人しれず微笑まん』が詳しく紹介されていたことは望外の喜びでした。それにしても書くのが簡単な本ではないか、と思ったものの、政治、文学、芸術、芸能ほか実に広範な人達を紹介するのも幅広い教養が必要だろうな、と痛感しました。

2011/04/06

［　内容　］
ここ数年、企業に成果主義が急速に浸透するにつれて、旧来の大学閥が崩壊、その代わりに浮上してきたのが、よりつながりの濃い「高校閥」である。
実際、ほんとうに頼りになるのは高校時代の人脈という話はよく耳にするし、企業の面接などで出身大学よりも出身高校を重視するところも出てきているという。
本書は、北は北海道から南は沖縄まで、歴史と伝統、高い進学実績を誇る名門約三〇〇校を厳選。
校風、難関大学の合格実績、そして輩出した著名人約一七〇〇人を取り上げ、その高校の真の魅力・実力を探ろうとする試みである。

［　目次　］
１章　名門公立高校人脈（北海道 青森 秋田 岩手　ほか）
２章　名門私立高校人脈（男子校 女子校 共学校）
３章　名門国立高校人脈

［　ＰＯＰ　］

［　おすすめ度　］

☆☆☆☆☆☆☆　おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆　文章
☆☆☆☆☆☆☆　ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆　メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆　冒険性
☆☆☆☆☆☆☆　読後の個人的な満足度
共感度（空振り三振・一部・参った！）
読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ）

［　関連図書　］

［　参考となる書評　］