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逃れの町 創元推理文庫
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逃れの町 創元推理文庫

フェイ・ケラーマン(著者), 高橋恭美子(訳者)

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逃れの町 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2005/09/30
JAN 9784488282103

逃れの町

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商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2020/09/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

デッカー刑事第七弾。 ダイアモンド・ディーラーの家族が全員行方不明な事件がきっかけで、 デッカー刑事は聖地イスラエルに行くことに。 しかし、相棒はマージではなく、通訳も兼ねたリナ。 当然危ない目に遭う。 刑事の家族が危険に巻き込まれる話は山ほどあるが、 人質だったり、復讐だったりといたしかたない場合はならまだしも、 どうもデッカー刑事は脇が甘いというか、 読みが甘くて、リナが危険な目に遭うことになる気がする。 リナの友達の一家も消えて、 リナ本人もイスラエルに同行したかったとはいえ。 そして、リモージュのような磁器、陶器、ガラスの食器でさえも、 ユダヤ教では許されない場合があることを初めて知った。

Posted by ブクログ

2017/01/11

リナ&デッカーのシリーズ7作目。 2005年に翻訳発行されていたんですね。 しばらく読んでいなかったシリーズ、「木星の骨」が面白かったので、さかのぼって読み始めました。 ロサンゼルス市警の刑事ピーター・デッカーはリナと再婚し、農場を改築した家に住んでいます。 二人の間にはかわい...

リナ&デッカーのシリーズ7作目。 2005年に翻訳発行されていたんですね。 しばらく読んでいなかったシリーズ、「木星の骨」が面白かったので、さかのぼって読み始めました。 ロサンゼルス市警の刑事ピーター・デッカーはリナと再婚し、農場を改築した家に住んでいます。 二人の間にはかわいい娘も生まれて9ヶ月。 リナの連れ子とも上手くいっている様子。 リナの旧友ハニーが突然、泊めて欲しいといってきます。 村を出たこともなさそうな子供達を引き連れて。 リナ以上に戒律を守って暮らしてきたユダヤ教徒なのですが、どこか様子がおかしい? 一方、ダイヤモンドのディーラー一家が行方不明になった事件をデッカーが担当。 親が発見されたが、子供は見つからず‥? 事件が絡み合い、デッカーは友を心配するリナと共にイスラエルへ向かうことに。 若い頃に3年間、エルサレムに住んでいたことのあるリナ。 土地勘があるので、堂々としています。 そこは、ダイヤモンドが流通する国際市場でもありました。 意外と穏やかな暮らしのすぐ傍に、危険が隣り合わせに。 初めて乗り込んだデッカーと共に、興味深い体験をする心地でした。 ユダヤ教徒ならではの暮らしぶりと、慈しみ合う家族愛が書き込まれているのが魅力のシリーズです☆

Posted by ブクログ

2011/07/19

ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ第7作。 ユダヤ教社会が色濃く描かれた作品で、ピーターとリナはイスラエルまで足をのばす。 ダイヤモンド産業の仕組みや問題点、イスラエルとパレスチナとの緊迫した情勢など、硬派な内容が盛りだくさん。ミステリ的要素は物足りないものの、シリ...

ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ第7作。 ユダヤ教社会が色濃く描かれた作品で、ピーターとリナはイスラエルまで足をのばす。 ダイヤモンド産業の仕組みや問題点、イスラエルとパレスチナとの緊迫した情勢など、硬派な内容が盛りだくさん。ミステリ的要素は物足りないものの、シリーズ最大の特徴であるユダヤ教徒の世界が紹介されている点で評価できる。元気がなかったリナが久しぶりに活躍しているのも嬉しかった。

Posted by ブクログ

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