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考えないヒト ケータイ依存で退化した日本人 中公新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
| 発売年月日 | 2005/07/25 |
| JAN | 9784121018052 |

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商品レビュー
2.6
24件のお客様レビュー
最近若者に限らず人の…
最近若者に限らず人の倫理観に外れた事件をニュースで見ては、何でそんなことするかな~と訝しがっていたのだが、これを読んでその原因が1部分かった気がする。現代文の入試でよく取り扱われるテーマの他者と自己の関係についても述べられていて、高校生以上向けの本ですね。
文庫OFF
周りの意見に無意識に従う、指示しなければ自分から行動しようとせず、言われた事だけやっている様な指示待ち人間は会社に多くいる。企画書一枚書くにしても、最初に製品やサービスありきの「答え」からスタートする、ストーリーの無い企画書を何度も見せられてきた。何故そうなるかというと、例えば先...
周りの意見に無意識に従う、指示しなければ自分から行動しようとせず、言われた事だけやっている様な指示待ち人間は会社に多くいる。企画書一枚書くにしても、最初に製品やサービスありきの「答え」からスタートする、ストーリーの無い企画書を何度も見せられてきた。何故そうなるかというと、例えば先に「こういうモノは使えないか、確認して欲しい」と言った上司の指示や、他社の営業が勧めてくる提案に、何も考えずに乗っかってしまう様な事が、例えば部下にとっては考えずに済むから楽な事であるらしい。なら頭を使って考えるのは上司の仕事で、部下はただそれを実現するだけの道具のような存在に成り下がってしまう。大抵の場合、上司の方が社歴も長かったりするのが日本企業の特徴だから(勿論年上の部下も年下の上司も沢山いるが)、自分が引退した後の事を考えると不安しかない。勿論、中には方向性だけ指し示せば、自ら考え、現状課題や解決策、更にはその中から対案を並べて、今の会社の状況での必要性を正しく説明できるような、考えるメンバーも少なからず居る。だから全員そう言った考える事が出来ない、と決めつける事も出来ないし、しない。よく考える部下は放っておいても自ら様々なことに問題意識を持って、自分で仕事を作って、更には優先度づけまでをも「考えて」やってくれる。 本書はタイトル通り、ヒトが考える力を失って「考えないヒト」となってしまった原因や経緯を探る内容となっている。それは凄まじい勢いで発展するIT技術もその一因であり、特に「ケータイ」(初版が2005年だから今の様なスマホは未だない)を手にした人類がその便利さゆえに失ったモノについて考察する。確かにケータイ(今ならスマホか)は生活を劇的に変えた。待ち合わせで出会得ない事はなくなり、待ち合わせ場所という概念も薄れたし、わからない事は何でもその場で調べられるから、覚えるという行為が不要になり、確実に記憶力は劣化したと感じる。勿論その分の記憶力をはじめとする脳の処理能力は、電話、メール、チャットなどから同時並行的に入ってくる情報の分類と仕分け、選択に向けられるようになったから、使い方が変わっただけにすぎないのかもしれないが。兎に角、ITは生活から働き方まで全てを大きく変えた事は間違いない。そして筆者が本書を記載して20年が経過した今、新たにAIの波が人類を飲み込もうとしている。これこそ本当に人の考える能力を完全に代替し、考える能力を奪い去る可能性を秘めている。本書はケータイだけにとどまらず、ヒトの「考える力」の喪失に警鐘を鳴らす。その様な必須の描く人間にならない様、反面教師的に読むのに適した一冊である。
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「言語」と「コミュニケーション」を考える契機をくれた書籍であり、 SNSのさらなる普及において読んでみると、 考え方の幅が拡がると感じた。
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