僕と彼らの恋物語 ラヴァーズ文庫

愁堂れな(著者)

• 販売会社／発売会社: 竹書房/
• 発売年月日: 2005/07/30
• JAN: 9784812422434

商品レビュー

2009/12/18

ドロドロでもない

[ばば]

高校教師（受）と、教え子とその父親（親子で攻。……最強。）による３Ｐもの。エロ度満点な感じ。明るく楽しく（？）３Ｐを味わいたい人におススメ。三角関係と言えなくもないけど、ドロドロさは全くないです。

2024/02/04

高校教師の前沢は、家庭訪問先で憧れの小説家、南条龍之介に会い感動し熱烈なファンだと明かす。
するとリビングでいきなり龍之介に押し倒され、しかもその現場を帰宅した教え子の光太に見られ誤解を解こうと必死な前沢に→光太までもが好きだと告白してきて…。

3Pものであとがきに先生も書かれていますが「カラリと明るいコメディ」頭空っぽにしてエロを楽しむのに読むには最高なのではと。
突っ込みどころ満載。
前沢の悩みを良いように解釈して進む親子。
それに翻弄され次第に2人を好きになってしまってともう何も言う事ない位です。

こんな「愛」の始まりもありなのねと最後は3人のしあわせを祈れました。

暗さなくとサラリと読めました。

2021/12/28

表紙を見た第一印象はダークさがあるのかな？と思いましたが、安心？してください。中身はカラッとしてますから。
担任教師となった前沢正規(最初の誤変換はさもありなん)と、その生徒の光太。その父親の龍之介。その親子に愛される正規ですが、｢常識｣｢非常識｣にとらわれる正規は、男であり生徒と教師であり二人がかりというのに悩みます(それはそうでしょう)
軽井沢の別荘での結末は、本人達は本気だから笑ってはいけないけど笑ってしまいました。だって本当に皆可愛くて微笑ましくて想い合ってるんだと、どんな結末だろうと読み進めたいと思いました。
愁堂れな先生はこのようなハートフルな作品も書けるんですね。好きになりました。