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ワイルド・キッド
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ワイルド・キッド

大頭春(著者), 岸田登美子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2005/08/31
JAN 9784152086655

ワイルド・キッド

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2025/04/09
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図書館で リサイクル資料だからタダであげます とあったので貰いました。 まだ読んでる途中なのですが、かなり面白い。作者の日本語訳がこれ一冊なのは残念。 読み終えたら、評価します。 <読み終えて、追記> 著者・大頭春、は本来は張大春で知られる台湾の人気作家。で、この本の紹介として、「台湾の村上春樹」と評されている……と書いてあるが、村上春樹ではない。どちらかというと、『コインロッカー・ベイビーズ』村上龍、みたいな感じ。 出版担当者の売り込みの仕方がまずかったんじゃなかったのかな。例えば『成瀬は天下を取りに行く』はタイトルのつけ方とか売り出し方が、すごく上手かった例だと思う。 さて、小説本編について。 台北に住むシーチュンが、学校で問題を起こす。そのときちょうど、父親から学校に電話がかかってくる。「父さん、遠いところに行くから(=自殺)」。で、シーチュンは教師に乱暴をふるい、そのまま逃げだす。 逃げ出した先で、マフィアに絡んだ少年グループたちと遭遇し、放浪することになる。 ストーリー自体は、決して面白いものではない。 だが登場人物たちが、すごい個性的で、それなのにリアル。 特にシーチュンが恋する、十歳年上のアーニー。 親と一緒に古いビルに住んでいて、自分の部屋の隣に、祭壇をつくる。 これは他人の人も入れるようになっていて、そこで多くの人が、祭壇にやってきて願い事を言う。 アーニーは願い事を聞いているうちに段々ハイになってきて、「宝くじの番号はこれだぞぉ」とか言うようになる。 そしたらギャングの親分がやってきて、家族もろとも拉致される。 そしてアーニーは廃ビルの屋上の小部屋に閉じ込められる。 そこには親分の病気の母親がいて、「母ちゃんが死ぬまで世話しろ。外には出るな」と言われる。 ある日、親分に連れ出されて、レイプされる。 そのとき親分が前の奥さんの名前を呼ぶ、「アーニー、アーニー」 で、主人公のシーチュンは「アーニー、って君の名前じゃなかったの?」 アーニーは笑う。 「前の名前なんて、親分が火で燃やしちまったよ」 他のアーニーのエピソードやセリフも面白いし、左右の目がアンバランスで左眼が幽霊を見れるアージ、とか、数字が連続していることが理解できない親友のシャオマーとか、様々な少年少女が魅力的。 そして実は実際にあった事件(1996年、立法委員が拉致され、犬の檻に閉じ込められて山中に放置された)の犯人たちだった、ということもわかる。 張大春としては、日本語訳されているのは短編一つだけで、この作家の翻訳は残念ながらこの二本だけ。 ものすごい面白いストーリーではないので、好みによる。 私は割と好きだった。

Posted by ブクログ

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