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黒字亡国 対米黒字が日本経済を殺す 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2005/12/16 |
JAN | 9784166604814 |
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黒字亡国
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
2005年の本だけに内容は古いが、多くのエコノミストとちょっと違った視点が実に興味深かった。 輸出立国日本の是非、経常黒字へのマイナスの視点、通貨植民地という考え方。多くの論点で触発される内容があった。 経済学は多くの視点があるから面白いということがわかる書である。
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日本は輸出立国。輸出すればするほど生活が豊かになると思いこんでいたが、実はそれは大間違いだというから驚きだ。 それはなぜかというと・・・と話が進み、対米輸出が日本ではなく逆に輸入国のアメリカを豊かにする理由が説明される。 しかしそれがどうも分かりにくい。自分の勉強不足もあるが、た...
日本は輸出立国。輸出すればするほど生活が豊かになると思いこんでいたが、実はそれは大間違いだというから驚きだ。 それはなぜかというと・・・と話が進み、対米輸出が日本ではなく逆に輸入国のアメリカを豊かにする理由が説明される。 しかしそれがどうも分かりにくい。自分の勉強不足もあるが、たとえ話が分かりにくかったり、話が発散したりと、 全体の構成も練られていない感じがした。 一番分からないのは、輸出で得たマネーが国内に流れないからデフレが解消されないという話と、 ドルを買い支えているのが問題だという話が、同じことを意味しているのか?というところ。 本書の流れとしては同じことを意味しているように思えるが、どうも納得がいかないのだ…。 ただし、なるほどと勉強になったことももちろんある。大幅な経常収支(輸出と輸入の差し引き) の黒字が続いたら普通は市場原理が働いて円高ドル安になり、やがて収支のバランスは均衡するはず。 しかし日本は輸出立国という縛りのため円高を好まず、アメリカも「強いドル」を維持したいために、 両国の思惑は一致して不自然な円安ドル高を維持している。ふむ、これは納得。日本がドルを買い支えていることは有名だし、 円という通貨を守る意識が政府に薄いのも確か。これは本書でも書かれている通り、「円を守って国家として自立する道」と、 「ドルを買い支えてアメリカと仲良くする道」とどちらを選ぶかということで、今の政府は後者を選んでいるわけだ。このあたり 『虚構の終焉』でも似た話は出てくる。 しかし、輸出に頼っていると危険だというのはよく分かったが、じゃあどうやって内需を刺激するかという具体的な処方箋はない。 分析で終わっているのが残念。 この本を読んで通貨についてネットを散策していると 、田中宇(たなか・さかい) さんのサイトにたどり着いた。 この人の断定的というかやや電波的な文体は相変わらず好きになれないが、勉強にはなる。ふーむ、当のアメリカを始め国際社会的には 「強いドル」を諦めかけている中、日本だけは相変わらず輸出産業への影響を心配して円の切り上げに抵抗しているという意見。 なるほどねえ。その「輸出産業」でおまんまを食っている(笑)自分としては無関心ではいられないわな。
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[ 内容 ] 冷戦終結と国際テロの続発で安全保障の環境が激変。 米軍の世界的再編と革命的な技術進歩の中で、在日米軍と日本の防衛はどう変わるのか。 日米協議の経緯も交え、米軍の全貌を描く。 [ 目次 ] 第1章 世界的な米軍再編の動き(アメリカはなぜ国防体制を見直すのか;冷戦が終わって国防戦略も変わった;米軍変革の背景といきさつ ほか) 第2章 在日米軍の再編(危険な東アジア;太平洋軍とアメリカ戦略;在日米軍の足跡と全貌 ほか) 第3章 日米同盟と日本の防衛(同盟強化と日本の役割;日本の防衛システムはこう変わる) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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