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文明崩壊(上) 滅亡と存続の命運を分けるもの
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文明崩壊(上) 滅亡と存続の命運を分けるもの

ジャレド・ダイアモンド(著者), 楡井浩一(訳者)

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文明崩壊(上) 滅亡と存続の命運を分けるもの

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2005/12/28
JAN 9784794214645

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商品レビュー

3.9

53件のお客様レビュー

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2025/10/26

話が長くてなかなか頭に入ってこない。 各章のはじまりは背景や導入が長々と書かれており、何がこの章で語られるのか疑問を感じながら読み進めなければならず、私にはあまり向いていなかったようです。 なんとか上巻を読み進めていますが、もう少し要点をまとめる形で短くできなかったのかなと思って...

話が長くてなかなか頭に入ってこない。 各章のはじまりは背景や導入が長々と書かれており、何がこの章で語られるのか疑問を感じながら読み進めなければならず、私にはあまり向いていなかったようです。 なんとか上巻を読み進めていますが、もう少し要点をまとめる形で短くできなかったのかなと思ってしまいました。少々情報を詰め込みすぎなんだと思います。 p256からはしばらくしてから読もう。 その後もゆっくりだが読み進めている。つまらなく感じたのは自分の中に最低限必要な知識が足りていなかったからなのかもしれない。読み進めるにつれて、少しだが面白みを見つけることができるようになってきた気がする。

Posted by ブクログ

2023/11/23

「銃・病原菌・鉄」に続いて読了。読み始める前は、例えば「ローマ帝国の滅亡」のようなスケールの実例の考察かと勝手に想像していたが、本書で対象とされるのは現代のアメリカモンタナ州、西洋文明到達前のイースター島、1000年前のポリネシアの島々やネイティブアメリカン、マヤ文明、北大西洋の...

「銃・病原菌・鉄」に続いて読了。読み始める前は、例えば「ローマ帝国の滅亡」のようなスケールの実例の考察かと勝手に想像していたが、本書で対象とされるのは現代のアメリカモンタナ州、西洋文明到達前のイースター島、1000年前のポリネシアの島々やネイティブアメリカン、マヤ文明、北大西洋のヴァイキング植民地等もっと限定された社会の盛衰の歴史だ。 みずからの環境破壊、気候の変動、他社会との敵対関係/友好的な交易関係、文化的な姿勢の5つが滅亡に至る要因としてそれぞれの文明を分析、考察している。年代も規模も文化水準も様々だが、それぞれが現代のグローバル世界の縮図として描かれる。人口増加により期せずして脆弱な自然環境を破壊し滅亡にまで至ってしまう過酷さは、温暖湿潤、自然の恵み豊かな日本に住む我々の想像を超えているが、誰にも知られずにひっそりと滅亡していった文明の数々を現代に甦らせるロマンがある。 そして、西洋化された価値観では測れない精神世界が確かに存在していたという事実。例えば、第三世界の多くで人肉食が存在していたそうだが、食べるという行為は文明化されていない土着の世界では娯楽や嗜好ではなくもっと神聖なものだったはずで非文化的とか野蛮だとか断罪してしまうのはやはり違和感がある。 学者ならではの専門性、緻密さ、想像力で大変読み応えがある名著。相変わらず同じ記述が何度も出てきて冗長になるのはご愛敬。 下巻に続く。

Posted by ブクログ

2023/09/07

2010初読。 2020/4再読。 原書の刊行が’05年なので、本書で度々述べられていた、世界が持続可能な社会への道筋を見つけるか、資源を消費し尽して社会崩壊へ至るかの分かれ目の数十年の、下手すりゃ半分が経過してしまった事になる。中国は形振り構わぬ大量消費社会となり、アメリカを始...

2010初読。 2020/4再読。 原書の刊行が’05年なので、本書で度々述べられていた、世界が持続可能な社会への道筋を見つけるか、資源を消費し尽して社会崩壊へ至るかの分かれ目の数十年の、下手すりゃ半分が経過してしまった事になる。中国は形振り構わぬ大量消費社会となり、アメリカを始めとする自国第一主義の風潮が、新型コロナウイルス肺炎のパンデミックの影響で更に広がっているような時期での再読であった。

Posted by ブクログ

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