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いのちの日記 神の前に、神とともに、神なしに生きる
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いのちの日記 神の前に、神とともに、神なしに生きる

柳沢桂子(著者)

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いのちの日記 神の前に、神とともに、神なしに生きる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館/
発売年月日 2005/10/01
JAN 9784093875882

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いのちの日記

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2025/03/29

この方の著作は2冊ほど読んだことがある。真実を突く強い言葉にいつもハッとさせられる。 この本はたまたま図書館で手に取った。こんなに美人さんで、こんなに若いときから病に苦しまれた方だったとは存じ上げなかった。 それでも今なおご存命で、著作も多数。こんなにも美しく聡明な女性がいるのか...

この方の著作は2冊ほど読んだことがある。真実を突く強い言葉にいつもハッとさせられる。 この本はたまたま図書館で手に取った。こんなに美人さんで、こんなに若いときから病に苦しまれた方だったとは存じ上げなかった。 それでも今なおご存命で、著作も多数。こんなにも美しく聡明な女性がいるのかと、そのことにまず驚く。 橋本師の『人間の生きがいとは何か』より。 p34 われわれは人のために生きているのではない。社会のためでも世界のためでも、世界人類のために生きているわけでもない。それを世界人類のために生きているような考え方を持たなければならぬように訓練されてきているわけです。 よく人道主義、ヒューマニズムということをいいます。これは人間と共に暮らすときの人間の道を説いているのです。つまり、人間生活の一つのルールを考えるのが人道主義です。しかしこういうものに、われわれは左右されてはいけないのです。いつでも一人のときに、一人の生活の中に、道というものが厳然となければならないのです。 P74 人間の知性を象徴する言葉というものも、元来、二次的なものである。自己と他者を区別しないことには言語は成立しない。自己以外の外部世界を一つ一つ認識する手段として、言葉なしに生きられない。 つまり、私たちは一元的な現実の世界に生きていながら、頭の中では二次的な見方にとらわれ、非現実=いわばテレビやパソコン画面のようなヴァーチャルリアリティーを生きているのである。 (略) リアリティーを喪失し、我執・我欲に溺れ自分が自分ではなくなり、自分が自分そのものをわからなくなってしまう。 だから、リアリティーを取り戻すための第一歩は、「自分が自分ではなくなっていること」への気づきから始めなくてはならない。 p83 ーーたとえば、あなたが散歩中であらゆる雑念やストレスから解放されているとき、なにげなく野の花を目にして、その清らかでつつましい美しさに感動したことはないだろうか? そのとき、とても純粋な気持ちになり、なにかしら満足感に包まれたりしなかっただろうか? ではいったい、道端にひっそりと咲く野の花の何が、あなたのこころを捉え、それほどまでに幸せな心地にしたのだろうか? そこには、すくなくとも私たちを苦しめる我欲は働いていない。たとえば仏教が煩悩五欲と見なす食欲・色欲・睡眠欲・金銭欲・名誉欲などが、野の花の清らかさに感動を誘うことはあまりない。この感動は、私たちが芸術作品に触れたときに触発される情感と同質のものである。 p102 私たちは分子の固まりである。植物も、細菌もみな分子の固まりである。生き物ばかりでなく、家具も家も石も分子の固まりである。 (略) 空間を満たしている空気も分子であるから、私たち地球上にあるものはすべて、大きな分子の固まりで、その中に、分子が濃く集まっているところと、薄いところがあるだけである。 そこに「私」という個別のものは存在しない。「私」がいると思うのは、人間の幻覚である。 ーーこれこそ「空」の考え方ではなかろうか。一元論的な考えではなかろうか。

Posted by ブクログ

2011/05/15

 『生きて死ぬ智慧』がベストセラーになっていたころ、著者のポートレートが嫌いだった。神経質で自虐趣味な人物に見えたのだ。誤解であった。著者の顔は、長く苦しい闘病生活の勲章のような、美しい顔なのであった。多田富雄さんと同じく、著者の戦いは病院と医者との戦いでもあったことは覚えておか...

 『生きて死ぬ智慧』がベストセラーになっていたころ、著者のポートレートが嫌いだった。神経質で自虐趣味な人物に見えたのだ。誤解であった。著者の顔は、長く苦しい闘病生活の勲章のような、美しい顔なのであった。多田富雄さんと同じく、著者の戦いは病院と医者との戦いでもあったことは覚えておかなければならない。生命科学の専門家である著者の宗教観に、今まで考えてきたことが似ていることに力づけられる。ボンヘッファーに言及されていることもうれしい。二十世紀において飛躍的に科学認識が進歩したにもかかわらず、その応用や利用ばかりに向いて、いっこうに人間存在の新たな展開に向かわないことが悲しい。著者の紹介する「三次過程」の認識に進化するような、大きな流れは訪れないのだろうか。

Posted by ブクログ

2010/06/24

「生きて死ぬ智慧」に続いて、社長室から借りてきました。 自分は死ぬほど辛い状況に置かれたことがないので (しかも30年以上も!)、 それだけで感謝しなければと思いました。 大切に生きよたい。

Posted by ブクログ