1,800円以上の注文で送料無料

ぼくの怪獣大百科
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

ぼくの怪獣大百科

八木真澄(著者)

追加する に追加する

ぼくの怪獣大百科

定価 ¥1,210

110 定価より1,100円(90%)おトク

獲得ポイント1P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社/
発売年月日 2005/02/20
JAN 9784594048891

ぼくの怪獣大百科

¥110

商品レビュー

4.4

7件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/12/31

左ページはマジックで描かれた怪獣と、読みにくい八木氏のクセ字 右ページはそのクセ字をちゃんと表記してあり、高橋氏の的確なツッコミも登載されている 怪獣でなく動物描いてたり、ケンコバさんや陣内さんをモデルにした怪獣があったりと、毎ページ クスクス笑ってしまう☆ 「どうで...

左ページはマジックで描かれた怪獣と、読みにくい八木氏のクセ字 右ページはそのクセ字をちゃんと表記してあり、高橋氏の的確なツッコミも登載されている 怪獣でなく動物描いてたり、ケンコバさんや陣内さんをモデルにした怪獣があったりと、毎ページ クスクス笑ってしまう☆ 「どうでもいいことこそ思い出に残るのである」には共感

Posted by ブクログ

2013/08/14

「アート」。日本人にはきわめて親しみがなく、芸大生までもが頭を悩ませる理解し難い言葉であるが、それが略語であり、実は"現代アート"というものを指している事はあまり知られていない。そもそも"アート"というのは宗教や権力というクライアントの為の...

「アート」。日本人にはきわめて親しみがなく、芸大生までもが頭を悩ませる理解し難い言葉であるが、それが略語であり、実は"現代アート"というものを指している事はあまり知られていない。そもそも"アート"というのは宗教や権力というクライアントの為のイラストだった。それが貨幣経済の時代になり、クライアントは一般企業や一般消費者へと移り代わり、アーティストも、"イラストレーター"や"ゲームプログラマー"や"漫画家"などと、より具体的な役職名を名乗るようになった。しかし"アート"という言葉自体は消えることはなく、それではアーティストは何をすればいいのかと試行錯誤して出した答えの行く末が、今僕らが見ているあの一見訳のわからない"現代アート"というものなのである。しかし"訳のわからない"と言うのは別に軽視してた表現ではなく、むしろ現代アートにとっては褒め言葉で、逆に普通の人にすぐに理解されるような俗物的なものは「媚びている!」とされ、他のアーティストからは軽蔑されるのだ。だから僕らが「アートがわからない」という反応は実に正しいのである。その辺りの経緯は岡田斗司夫さんの http://www.youtube.com/watch?v=ufY13_Or3ws このあたりの動画を見ると、より理解しやすいだろう。 とりわけアートに重要なのは、テーマと無垢と作家性や批評性だろう。しかしテーマや作家性、批評性ならイラストや漫画にもあてはまることから、特に無垢というのが他の創作物との一番の差である。それは作品が、クライアント(お金)に命令されて作ったものではなく、自分の内なる心の叫びから沸き出て、具現化してしまったものである必要があるということだ。ピカソや岡本太郎さんはとても聡明な方だが、純粋性を求めたその子供が描いたような作品が良い例だろう。 しかしそんなことばかりを言っていたので、日本のアートはどんどん難解になり、元々教養のない一般人からはどんどん敬遠され、どんどん衰退して行ってしまった。そこに現れたのが村上隆さん、その人である。村上さんの世界戦略や、それ以降のアーティストの作品を見ていると、感性というよりは、よく考えて作られたインパクトだと思う。だから世界で成功し、日本のアートは再び盛り上がってきているのだが、その中心にはもう無垢なる作品が存在しないことに、寂しさも感じずにはいられなかった。 そんな時に出会ったのが、この『ぼくの怪獣大百科』である。これはお笑いコンビ・サバンナの突っ込み(時にボケ)である八木真澄さんが、誰にも見せることなく家で自由帳に毎日書いているオリジナル怪獣を集めたもので、その造形やタッチは単純に見ていて可愛らしく、コメントを読んで可笑しく、とても癒される。お漏らしをしてしまった子犬を撫でているような感覚だ。しかし本を閉じると一点、ゾッとする感覚に襲われる。この後に続編の『~レッド』や、まだ出会っていない最愛の人へのラブレター集『まだ見ぬ君へ』、オリジナル武器を集めた『世界の武器』などなどが書籍で発売されたが、それは八木さんの家にあるノートのほんの一部だと言うのだ。 同じような例に、死後に作品がはじめて発見され、現在高い評価を得ているヘンリー・ダーガーというアーティストがいるが、この八木真澄さんもまた、まったく同じ無垢なる心で、誰に見せることもなく今日も作品を産み出し続けていることだろう。これはヨシモトやタレント本という巨大な俗っぽさに扮した、非常に過激なアウトサイダーアートなのである。

Posted by ブクログ

2013/03/02

昔あった角川mini文庫のようなサイズで再販してくれたら鞄に入れておきたい。怪獣は勿論、あとがきの八木の発言は面白すぎて怖さすら感じる。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品