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非情銀行 新潮文庫
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非情銀行 新潮文庫

江上剛(著者)

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非情銀行 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2004/04/24
JAN 9784101462219

非情銀行

¥330

商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

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2020/05/16

江上さんご自身の銀行での経験に基づいて書かれた、銀行の合併に至る道や、同期の死を無駄にせぬべく、不正を糾弾するために、暴力団につながるフィクサーと、役員との癒着をつまびらかにしていく銀行内の反逆者たちの話。 リアリティがありつつ、義理や人情も熱く描かれていて、自分の会社員時代の宮...

江上さんご自身の銀行での経験に基づいて書かれた、銀行の合併に至る道や、同期の死を無駄にせぬべく、不正を糾弾するために、暴力団につながるフィクサーと、役員との癒着をつまびらかにしていく銀行内の反逆者たちの話。 リアリティがありつつ、義理や人情も熱く描かれていて、自分の会社員時代の宮仕えの気持ちを思い出した。 これからの日本は、どうか社内政治や裏金に集ろうとすることなく、誠実に会社や国を良くしていきたい気持ちで仕事に望む人たちばかりであってほしい。

Posted by ブクログ

2015/06/14

合併によって、人員削減が必要になった銀行内で、このような仕打ちは有るのだろうか?中村常務の思うがままに誰も逆らえないのか?そこで4人が立ち上がり、常務の悪意に立ち向かう。著者のみずほ銀行時代の様々な事件などが盛り込んである作品である

Posted by ブクログ

2013/01/29

ブックレビューで、話題となった作品で、 覆面作者という前触れだった。 実は、みずほ銀行築地支店の支店長が、作者だった。 初作にかかわらず、一気に読ませる力を持っている。 銀行の職員たちに自信を持ってもらいたい。 銀行の原点を問うものになっているが、・・・ 「中村常務」のしたい放...

ブックレビューで、話題となった作品で、 覆面作者という前触れだった。 実は、みずほ銀行築地支店の支店長が、作者だった。 初作にかかわらず、一気に読ませる力を持っている。 銀行の職員たちに自信を持ってもらいたい。 銀行の原点を問うものになっているが、・・・ 「中村常務」のしたい放題の銀行になっている。 竹内審査部、部下進藤、広報部早川ユリ、 同期システムエンジニア佐々木 の4名で、暗闇をひきづりだす。 ただ、現在の銀行の抱えている暗闇は、ただすとして、 本当にこれから行こうとする銀行のあり方が、明らかにならない。 「合併」することによって、何が生まれるのか? 結局は徹底した「首切り・合理化」しか残されていないのか? 貸しはがしの実体、中小企業にかそうといっても、 貸すところが現実にはない。 銀行内部の人間模様は、かかれているが・・ 銀行は、必要であるが、 しかし、銀行の「本来の機能」とは何か?

Posted by ブクログ

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