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生まれ変わっても女がいい国って、ホント? 朝日文庫
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生まれ変わっても女がいい国って、ホント? 朝日文庫

マークス寿子(著者)

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生まれ変わっても女がいい国って、ホント? 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 2004/06/30
JAN 9784022614483

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2012/05/14

数年前に読了したので、当時感じたことの記録になってしまうけれど。 著者は、イギリス人と結婚された後円満離婚された日本人の女性で、イギリスから見た日本、というものをテーマにエッセイを書かれている。 この本に対して「日本を辛辣に批判しているけれど、イギリスだって五十歩百歩なんじゃない...

数年前に読了したので、当時感じたことの記録になってしまうけれど。 著者は、イギリス人と結婚された後円満離婚された日本人の女性で、イギリスから見た日本、というものをテーマにエッセイを書かれている。 この本に対して「日本を辛辣に批判しているけれど、イギリスだって五十歩百歩なんじゃないか」といった意見をどこかでみたけれど、それはそうだと思う。というか、どの国も完璧なわけではないから。 ただ、対比したときに、ある国の良さが際立ったり、ある特殊な文化がより良く見えてきたりする。たったそれだけのこと。 そうは言っても、自分自身のことを客観視するのが難しいように、自分の国というのは案外よく見えていなかったりするものだと思う。他国に何かを指摘されると、それがすべて「批判」に聞こえてしまうのもまた「愛国心」の一面だと感じる。だからこそ、自分の生まれた国というのは、一度そこから離れてみないとよく見えない。そして、一度見えてしまったものを見えなかったことにはできない。なんといっても、自分の祖国なのだから。反抗期の少年少女にお説教しても無駄だと分かっているのに、ついつい口を出してしまう親のような気持ちで、祖国を離れたひとは母国を見つめるのだと思う。 毒になるか薬になるかは、読んだひと次第なのでは?

Posted by ブクログ

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