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日本の偽書 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2004/05/20 |
JAN | 9784166603794 |
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日本の偽書
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商品レビュー
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トンデモ本(内容が胡散臭い)でなく、偽書が誰が、何の目的でつくられ、その後どのような影響を与えたかを調査し、私見を述べたものである。 偽書が与える影響が、決して少なくないため、著者は、偽書は見過ごせないとの意志は伝わってきます。『上記』、『竹内文献』などの章は、良く調べられておら...
トンデモ本(内容が胡散臭い)でなく、偽書が誰が、何の目的でつくられ、その後どのような影響を与えたかを調査し、私見を述べたものである。 偽書が与える影響が、決して少なくないため、著者は、偽書は見過ごせないとの意志は伝わってきます。『上記』、『竹内文献』などの章は、良く調べられておられますね。 読んでみて気になった所ですが、新書にしては、細部が半端に詳細で、他の書物の引用から自分の見解へと移行する所が違和感があります。文章に関してですが、慣用句や難読な漢字(文献引用でなく自分の意見の部分で)が多々あるので、辞書の出番ひっきりなしです。 論文でなく、案内書でないので読み心地は、良くない気がします。 書き方と構成を変えれば、もっと読み応えのあるものになるのでは。
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※このレビューにはネタバレを含みます
近・現代の日本で話題になった偽書、特に「記紀以前の書」(古史古伝)を解説した書。『上記』と『竹内文献』、『東日流外三郡誌』と『秀真伝』、『先代旧事本紀』と『先代旧事本紀大成経』をそれぞれ取り上げ、その来歴と背後にあるものを考察する。 著者が本文中で強調しているように、本書は偽書をただ胡散臭い贋作として糾弾することではなく、偽書の出現や流行の背景にあるものの考察を目的としている。偽書を単にペテンとして退けるのではなく、その存在を一つの歴史的事実として扱い生成過程や意義に注目する著者の姿勢は大いに賛同できる。著者が論を進めるにあたっては幾つか説明不足に感じた部分があったものの、本書は「近代偽撰国史」としての古史古伝を知ることが出来る一冊と言えるだろう。 なお、本書は各偽書の来歴についても一通り解説しているが、戦前に国家主義者と『上記』・『竹内文献』が接近していたという事実は大いに興味深かった。
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偽書やそれを信じる人々を糾弾するのではなく、何故それらが発生し信じられる様になったのかを考察した本。 文章は良いとは言えない。
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