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ダ・ヴィンチ・コード(下)
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ダ・ヴィンチ・コード(下)

ダン・ブラウン(著者), 越前敏弥(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2004/05/30
JAN 9784047914759

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商品レビュー

3.9

244件のお客様レビュー

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2010/01/19

超オススメ!

世界中に熱狂を巻き起こした問題作。ルーヴル美術館で起きた殺人事件から始まり、西洋史の中の謎が幾つも浮き上がる。歴史に関心がなくても、読んだ後、思わず誰かと語り合いたくなってしまう……。

fyu

2024/11/17

記憶なくして再読したいと昔思っていて、本当に10年くらいで綺麗さっぱり記憶をなくしたので再読。スリルがあって読む手が止まらず。また10年後に読む。

Posted by ブクログ

2024/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ダン・ブラウン「ロバート・ラングドンシリーズ」第二弾「ダ・ヴィンチ・コード」。 ハーバード大学所属、象徴学者のロバート・ラングドンを主役に、ヨーロッパの美術作品に隠された暗号を解き、とある宗教団体の謎に迫る、という作品。 この作品における、テンション爆上げポイントは3つ。 1つ目、「暗号作成者と暗号解読官が家族」 →物語の端緒となるルーブル美術館館長ジャック・ソニエールの犠牲により、その孫娘である暗号解読官ソフィー・ヌブーがラングドンと関わることになる。ジャック・ソニエールは、ソフィーの幼い頃から暗号解読のコツを教えており、ラングドンが知識を駆使しながらソフィーがもつソニエール直伝のコツを使って謎を解いていく、という流れが、ソニエールがソフィーに対して絶対的な信頼を寄せていたことが表現されていた。 2つ目、「シオン修道会とオプス・デイは実在する秘密結社」 →この2つの組織の大きな違いは「女性の扱い」である。シオン修道会は作中でも語られているが「キリストは妻帯者であった」とする説を唱えており、新約聖書における女性の没落とキリストを神とする主張を否定している。オプス・デイはカトリックにおける敬虔な信者が多く、活動や戒律は新約聖書に基づいて行われており、女性蔑視や他宗教差別などの歪んだ思想を良しとしている反面で、信仰に対しては信心深い特徴を持っている。 3つ目、「ラングドンのミスリード」 →前作「天使と悪魔」でも、物語を盛り上げるためにロバート・ラングドンが、知識が豊富ゆえのミスを犯していたが、今作においてもそれは如実に現れる。本作に登場する暗号やメッセージは、すべてソニエールが作成したものであり、何百年も前の出来事を口伝によって語り継いできた「シオン修道会」の総長という立場になったことで分かった組織の危うさを、秘密を守るために正当な血筋の者へ伝えるために、ソニエールは「あえて」難解な暗号を残した。クリプテックスと呼ばれる暗号式宝箱は、その最たるものだろう。実際、クリプテックスの存在はソニエールとソフィー以外の者は分からなかった。だからこそ、「ラングドンとソフィー」二人一緒でしか解けないよう精巧に作られていたわけだが、所々で「素人には分からない」という感じの学者の嫌なところが出てきてしまい、ソニエールの罠にはまってしまうところが見られた。 本作の重要なところは「権力」である。美術作品を通した謎かけは文字通り装飾でしかなく、物語全体を動かしていたのは、それぞれの思惑と隠匿が、不信感の火に油を注いだことで招かれた、油田火災のようなものだと考えられる。狂信者が放り投げた一振りのマッチの火が、組織、宗教、国境を巻き込んでしまったことが、ダ・ヴィンチ・コード特有の疾走感だと思った。 なお、ダ・ヴィンチ・コードで名があがった教会や美術作品は実在するものであるため、本作に影響されたファンがガイドブックのように本書を抱えて、各所を回っているらしい。我こそはロバート・ラングドンと名乗り出る人が現れたら、本人には申し訳ないが、私はちょっと白ける気がする。

Posted by ブクログ