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ダ・ヴィンチ・コード(下) の商品レビュー

3.9

244件のお客様レビュー

  1. 5つ

    80

  2. 4つ

    78

  3. 3つ

    68

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    4

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超オススメ!

世界中に熱狂を巻き起こした問題作。ルーヴル美術館で起きた殺人事件から始まり、西洋史の中の謎が幾つも浮き上がる。歴史に関心がなくても、読んだ後、思わず誰かと語り合いたくなってしまう……。

fyu

2024/11/17

記憶なくして再読したいと昔思っていて、本当に10年くらいで綺麗さっぱり記憶をなくしたので再読。スリルがあって読む手が止まらず。また10年後に読む。

Posted byブクログ

2024/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ダン・ブラウン「ロバート・ラングドンシリーズ」第二弾「ダ・ヴィンチ・コード」。 ハーバード大学所属、象徴学者のロバート・ラングドンを主役に、ヨーロッパの美術作品に隠された暗号を解き、とある宗教団体の謎に迫る、という作品。 この作品における、テンション爆上げポイントは3つ。 1つ目、「暗号作成者と暗号解読官が家族」 →物語の端緒となるルーブル美術館館長ジャック・ソニエールの犠牲により、その孫娘である暗号解読官ソフィー・ヌブーがラングドンと関わることになる。ジャック・ソニエールは、ソフィーの幼い頃から暗号解読のコツを教えており、ラングドンが知識を駆使しながらソフィーがもつソニエール直伝のコツを使って謎を解いていく、という流れが、ソニエールがソフィーに対して絶対的な信頼を寄せていたことが表現されていた。 2つ目、「シオン修道会とオプス・デイは実在する秘密結社」 →この2つの組織の大きな違いは「女性の扱い」である。シオン修道会は作中でも語られているが「キリストは妻帯者であった」とする説を唱えており、新約聖書における女性の没落とキリストを神とする主張を否定している。オプス・デイはカトリックにおける敬虔な信者が多く、活動や戒律は新約聖書に基づいて行われており、女性蔑視や他宗教差別などの歪んだ思想を良しとしている反面で、信仰に対しては信心深い特徴を持っている。 3つ目、「ラングドンのミスリード」 →前作「天使と悪魔」でも、物語を盛り上げるためにロバート・ラングドンが、知識が豊富ゆえのミスを犯していたが、今作においてもそれは如実に現れる。本作に登場する暗号やメッセージは、すべてソニエールが作成したものであり、何百年も前の出来事を口伝によって語り継いできた「シオン修道会」の総長という立場になったことで分かった組織の危うさを、秘密を守るために正当な血筋の者へ伝えるために、ソニエールは「あえて」難解な暗号を残した。クリプテックスと呼ばれる暗号式宝箱は、その最たるものだろう。実際、クリプテックスの存在はソニエールとソフィー以外の者は分からなかった。だからこそ、「ラングドンとソフィー」二人一緒でしか解けないよう精巧に作られていたわけだが、所々で「素人には分からない」という感じの学者の嫌なところが出てきてしまい、ソニエールの罠にはまってしまうところが見られた。 本作の重要なところは「権力」である。美術作品を通した謎かけは文字通り装飾でしかなく、物語全体を動かしていたのは、それぞれの思惑と隠匿が、不信感の火に油を注いだことで招かれた、油田火災のようなものだと考えられる。狂信者が放り投げた一振りのマッチの火が、組織、宗教、国境を巻き込んでしまったことが、ダ・ヴィンチ・コード特有の疾走感だと思った。 なお、ダ・ヴィンチ・コードで名があがった教会や美術作品は実在するものであるため、本作に影響されたファンがガイドブックのように本書を抱えて、各所を回っているらしい。我こそはロバート・ラングドンと名乗り出る人が現れたら、本人には申し訳ないが、私はちょっと白ける気がする。

Posted byブクログ

2024/05/03

純粋に面白かった。 キリスト教に関した予備知識もほぼ無く 先入観や固定概念がない 私のような素人でも 楽しめる作品となっているのは 凄い文章力だと思います。 映画ははるか昔に観て すっかり内容も忘れてしまっていましたが 怒涛の展開や思いもよらない内容など 本を読んでいるにも関...

純粋に面白かった。 キリスト教に関した予備知識もほぼ無く 先入観や固定概念がない 私のような素人でも 楽しめる作品となっているのは 凄い文章力だと思います。 映画ははるか昔に観て すっかり内容も忘れてしまっていましたが 怒涛の展開や思いもよらない内容など 本を読んでいるにも関わらず 1本の映画を見終えた気分でした。

Posted byブクログ

2024/04/08

後半ちょっと失速感。バカな私のためにラストももう少し説明してほしかった。 ラングドンは前作の女性はもうええんか?

Posted byブクログ

2022/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさかの展開。 道士の正体は彼だったとは。 ここまで練られた作品はあまりないだろう。 だからベストセラーになったんだろう。

Posted byブクログ

2022/03/31

上巻で勢いをつけたら 一気に下巻へ。 二転三転しながら物語が進んでくので ワクワクしながら最後まで。 レオナルドダヴィンチ、本当に奥深いなぁと 魅せられた人は多いイメージだけど 本当にその通り。 いつか彼の絵を美術館で観たいものです。 宗教によって(教会の利益の為) 女性がな...

上巻で勢いをつけたら 一気に下巻へ。 二転三転しながら物語が進んでくので ワクワクしながら最後まで。 レオナルドダヴィンチ、本当に奥深いなぁと 魅せられた人は多いイメージだけど 本当にその通り。 いつか彼の絵を美術館で観たいものです。 宗教によって(教会の利益の為) 女性がないものとして扱われ、虐げられてきた。ってところ、 結構納得してしまった。 話逸れるけど、昔読んだ 舌を抜かれる女たちっていう本も同じような論調だったなぁと。 割とセオリーなのかな?? 前知識なくても楽しめる作品

Posted byブクログ

2021/06/06

以前、読んだものを再読。 面白かった。聖杯伝説に興味が湧いたので、掲載されていた参考文献もチャレンジしてみたい。

Posted byブクログ

2021/03/14

例の下巻。 今回もまた、息もつかせぬ展開で読者を引っ張る。 逃走と謎解きを続けるラングドンとソフィー。 味方だと思っていた人物が次々と敵側(?ここで「敵」という表現は不適当かもしれないが) である事が判明し、窮地に立たされる。 しかしそこは我らがラングドン。その聡明さで謎を解き...

例の下巻。 今回もまた、息もつかせぬ展開で読者を引っ張る。 逃走と謎解きを続けるラングドンとソフィー。 味方だと思っていた人物が次々と敵側(?ここで「敵」という表現は不適当かもしれないが) である事が判明し、窮地に立たされる。 しかしそこは我らがラングドン。その聡明さで謎を解き明かしながら 真実へ近づいてゆく。 そして最後に待ち受けていた真実は… と、ハリウッド顔負けの展開が繰り広げられるが、やはり面白い。 オプス・デイ、シオン修道会のどちらかが良かったり悪かったりするのではなく、 それぞれの思惑を丁寧に描いてある印象。 ラストも温かく、ホッとして終わる。 でも色々謎が解けたんだか解けてないんだか。。。 少なくとも今後はレオナルド・ダ・ヴィンチやキリスト教を 違った目で見れるようになった。ような気がする。 正直、「天使と悪魔」ほどの衝撃は受けなかった。 もちろん面白さは保証付きだが。(難しさも)

Posted byブクログ

2021/02/28

ダン・ブラウン 第3作目の作品で 上下巻の内の下巻 ラングドンシリーズ 第2弾 聖杯伝説 ダ・ヴィンチの謎 キリストの謎といった いかにも世界史 絵画が好きで 有名な画家であり医学にも通じ いろいろな発明もした ダ・ヴィンチが好きだという人には興味をそそられる 作品であった ...

ダン・ブラウン 第3作目の作品で 上下巻の内の下巻 ラングドンシリーズ 第2弾 聖杯伝説 ダ・ヴィンチの謎 キリストの謎といった いかにも世界史 絵画が好きで 有名な画家であり医学にも通じ いろいろな発明もした ダ・ヴィンチが好きだという人には興味をそそられる 作品であった 前作の天使と悪魔ほどのハラハラ感 激闘と言ったことはないので そこを過大に期待してしまうとがっかりする かもしれませんが どんでん返しもののミステリーとしての 素晴らしさは言うまでもなないと思います 映画先行だったので 馴染み薄な内容でも難なく読めました

Posted byブクログ